活動報告

Activity

2018年10月22日

国際会議 “Bioactive Okayama 2018”を開催しました!

平成30年9 月16 日(火)に、岡山国際交流センター (岡山市北区奉還町)において、第3回 生物活性物質 国際会議 “Bioactive Okayama 2018” を開催いたしました。本会議は、おかやまバイオアクティブ研究会と岡山県立大学の共催で実施されたもので、おかやまバイオアクティブ研究会第54 回シンポジウムと第12回栄養・食品科学会議(The 12th Joint Conference on Nutrition and Food Science)の合同会議です。

本会議では、招待口頭発表が11題、若手研究者13名と学生16名によるショートトークとポスタープレゼンターションが合計29題、研究会から4つの企業による展示発表を行いました。

午前中に行われましたセッション IとIIでは、「東アジアを中心とした食品と栄養に関する研究」と題して、四川大学、南昌大学、香港大学又松大学、岡山県立大学の研究者より発表いただきました。これらのセッションでは、脂質成分と健康や疾病に関わる研究、食品機能性に関わる研究、さらには炎症因子に対する単鎖抗体作製に関する研究などの幅広い発表をいただき、活発な質疑応答が行われました。

午後のセッション IIIとIVでは、「食品と科学」と題して、岡山理科大学、岡山大学、岡山県立大学、(株)山田養蜂場より発表いただきました。ワイン品質と酵母探索、乳酸菌による加糖卵白の発酵技術、自然薯やその機能性成分による抗炎症・抗腫瘍効果、遺伝子工学を用いたトウガラシ辛み成分の生合成機構の調節、蜂蜜酢ドリンクによる血流や体感温度の向上など、様々な食品に関する基礎的研究から応用研究に関する発表いただき、活発な意見交換がなされました。

また、本会議においては、おかやまバイオアクティブ研究会『第20回学生プレゼンテーション』の合同企画として、学生奨励賞が5名の学生発表者に授与されました。

おかやまバイオアクティブ研究会では、シンポジウム、視察見学会、研究室訪問などを開催しております。生理活性物質・医薬品関連技術等に携わる皆様は、ぜひ入会を御検討ください。