活動報告

Activity

2018年01月31日

第52回シンポジウムを開催しました!

平成30年1月20日(土)に、岡山ロイヤルホテル(岡山市北区絵図町)において、第52回シンポジウムを開催しました。

今回は「栄養と運動の相互作用」と題して、3名の講師の方から栄養摂取と運動刺激の身体へ及ぼす併用効果として、運動選手への栄養指導事例、高齢者への筋肉増強効果、生活習慣病に対する健康増進効果のご講演を頂きました。

まず初めに、中国学園大学現代生活学部の真鍋芳江先生に「運動選手への栄養サポート~ジュニア世代からプロ選手までのサポート事例~」と題して、高校生男子水球部選手、プロサッカー選手へのスポーツ栄養マネジメントを用いて行った栄養サポート事例についてご紹介頂きました。

次に、味の素株式会社研究開発企画部の小林久峰先生より「サルコペニアに対するアミノ酸の役割」と題して、ロイシン高配合必須アミノ酸の摂取が高齢者の筋タンパク質合成を効率的に引き起こし、運動との相乗的な効果により、サルコペニア予防対策手段として有望であるという研究成果をご紹介頂きました。

最後に、立命館大学スポーツ健康科学部の家光素行先生から「生活習慣病やサルコペニアに対する運動と栄養の併用効果」と題して、生活習慣病(動脈硬化や糖尿病)に対する習慣的な有酸素性・レジスタンス運動と栄養摂取の併用による効果と機構について、特に性ステロイドホルモンに着目した研究成果をご紹介頂きました。

また、同シンポジウム内において『第18回学生プレゼンテーション』が開催されました。今回は、岡山大学、岡山県立大学、中国学園大学から6名の大学院学生が参加し、プレゼンテーションとポスターセッションが行われました。

おかやまバイオアクティブ研究会では、シンポジウム、視察見学会、研究室訪問などを開催しております。生理活性物質・医薬品関連技術等に携わる皆様は、ぜひ入会を御検討ください。
http://www.optic.or.jp/bioactive/entry/entry_register.html