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【スローガン】
〜互いに尊重し手を取り合い行動しよう〜
一般社団法人備前青年会議所
理事長 万代 忠
《はじめに》
現在、私たちを取り巻く環境は経済状況、社会環境、そして政治不信と問題が山積しております。長引く景気低迷、円高による国内産業の空洞化問題、世界に比類のない急速な少子高齢化の問題、そして一昨年前に発生した東日本大震災と原子力発電所事故で国難とも言える厳しい状況が継続しております。
しかしながらこの時代を生きる者の使命として私たちが暮らす地域や国を守り、発展させていくためには、直面している問題や課題に対し、一人ひとり正面から向き合い互いに手を取り合い行動していかなければならないのです。そして、青年会議所として地域のために何をすべきか、何が出来るのかを今一度考えていかなければならないと思っています。
今まで諸先輩方が築いてこられた歴史と伝統を継承しつつ、変化し続ける時代をリードできる団体を目指して地域に貢献できるよう取り組んでいきます。
《会員資質向上》
私たち青年会議所は明るい豊かな社会の実現を目標に活動を行っております。
その社会を作るためには、しっかりとした理念を持ったリーダーが必要不可欠であり、同時にリーダーの育成も必要です。その上で会員の資質向上は不可欠です。
今年度は基本理念を「修練」・「奉仕」・「友情」の順と考え、事業を通じて会員同士が切磋琢磨し共に自己修練を積み青年会議所の目的の一つであるリーダーシップの育成を行い地域に愛される団体を目指します。
《青少年育成》
次世代を担う子供達のために安全でのびのびと成長できる社会の構築をすることはわれわれ大人達の責務です。今年度は青少年育成事業として大人・親を対象とした事業を取り入れ、子供たちのために何が出来るかを考えます。そして郷土愛並びに家族愛を子供たちに伝えるためにも、まずはメンバー一人ひとりが大人の背中を見せて家族の絆を深め、すべての大人が「子は宝」という気持ちで子供たちへ愛情を注いで頂きたいと思います。そのことが「親を慕う気持ち」になり「地域を思う気持ち」に繋がると思います。
また今年度もわんぱく相撲を開催します。相撲を通じて努力・感謝・礼儀といった心身の鍛錬と健康の増進、また単に勝ち負けだけではなく「勝つことの喜びと、負けることの悔しさを体験し、勝者を称え、敗者を思いやる気持ち」を参加者に育んでいただきたいです。
《会員拡大について》
各地青年会議所でも最重要課題である会員拡大ですが、まずはメンバーが明確な信念を持ってJC活動し魅力ある団体として認めていただいた結果こそが会員拡大に繋がるのだと確信しております。そのためにも、私たちメンバーがJC活動の魅力を少しでも多くの方に伝え会員拡大を行っていきます。そして一人でも多くの同志を募り、明るい豊かな社会の実現を目指して地域の未来のために活動していきたいと思います。
《結びに》
2012年8月1日から特例民法法人という位置づけから一般社団法人備前青年会議所に移行いたしました。今までの45年の歴史に感謝しつつ新たな一歩を踏み出し歴史を築いていきたいと思います。そしてJC活動をさせて頂くことへの感謝の気持ちを忘れることなく、メンバーと心を一つにし、地域に愛される備前青年会議所にしたいと考えています。
基本方針
1.会員資質向上
1.青少年の教育を考える
1.地域の将来を考える
1.会員拡大