ハートフルビジネスおかやま 福祉用具開発のための産学官民の連携組織

組織概要

ハートフルビジネスおかやま 設立趣意書

少子高齢化や人々の価値観の多様化など社会環境の大きな変動の中で、全国平均を上回るスピードで高齢化が進む岡山県においては、私たち一人ひとりが誇りと生きがいを持ち、心豊かで快適に暮らすことができる、そのような郷土づくりに、県民みんなが力を合わせて取り組んでいくことが極めて重要です。 特に、高齢者や障害者の方々の生活の質の向上と自立を促進するためには、快適で便利な福祉用具の開発と提供は欠くことができません。

こうした認識のもと、岡山県では、平成10年4月、福祉機器に関する研鑽、情報交換や人的交流及び産学官の共同研究等を通じて、本県における福祉機器関連技術の向上及び産業の振興を図るために岡山県福祉機器研究会が設立されました。 また、平成15年10月には、産学官民が協働することにより利用者ニーズを的確に反映した福祉用具の開発・改良・商品化を促すとともに、県内福祉関連産業の振興を図るためにハートフルビジネスおかやまが設立されました。

これまで、岡山県福祉機器研究会においては、研究活動を通じて福祉機器開発に欠かせない貴重な産学官のネットワークが構築され、ハートフルビジネスおかやまにおいては、「民」の参加を得た、福祉用具開発支援事業により、利用者ニーズを反映した新たな福祉用具が数多く生まれるなど徐々に成果が出てまいりました。

このような成果を踏まえ、この度、これまでの岡山県福祉機器研究会及びハートフルビジネスおかやまのすばらしい活動を引き継ぎながら、両組織を発展的に解消し、「産」「学」「官」「民」が目標を共有しつつ、さらにネットワークを強化し協働することにより、本県のもつ医療・福祉分野におけるポテンシャルを最大限に活かし、県内福祉関連産業の更なる振興を通じ岡山県ならではの福祉産業クラスターの形成を図るとともに、利用者が真に必要としている福祉用具の普及を目指して、ここに新たに「ハートフルビジネスおかやま」を設立するものであります。

平成18年3月28日
ハートフルビジネスおかやま設立準備会

組織概要

福祉用具に関するニーズ調査

利用者のニーズにあった福祉用具の開発を促進させるため、介護従事者、高齢者・障がい者等にアンケート調査・ヒアリング調査を実施しました。

  • 平成18年度
  • 平成22年度