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2012/01/11(木) 第46回メディカルテクノおかやま・サロン

第46回 メディカルテクノおかやま・サロン

(講演と意見交換の会です)

MRI診断装置用模擬人体の開発

岡山大学大学院 保健学研究科 教授 加藤 博和 氏

岡山大学大学院保健学研究科教授の加藤博和先生に、MRI診断装置に用いる模擬人体(ファントム)について講演して頂きました。加藤先生の開発されたファントムは、現在広く使用されているファントムに比べて、1)人体の各組織をより忠実に画像化できる、2)固体なので取り扱いが容易(現行のファントムは液体)等の特徴があるとのことで、製品化(ビジネス化)に向けての課題を含めて、爽やかな雰囲気で熱のこもった議論が行われました。(奥野健次

【日 時】 平成24年1月11日(木) 18:00~19:00
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階
【参加費】 無料

◆概要
 医用機器の開発、性能試験、品質管理、技術者の養成においては、人体の代用となる模擬人体(ファントム)が必須である。
 このことから、MRI診断装置に用いるファントムを開発した。このファントムはMRI画像を構成するT1緩和時間およびT2緩和時間を任意に調節することができる。また、MRIに使用されている高周波磁場により熱が発生するが、これに関係した導電率を任意に調節することができる。


◆参加者 21名
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