活動実績

2012/07/02(月) 第49回メディカルテクノおかやま・サロン

第49回メディカルテクノおかやま・サロン

(講演と意見交換の会です)

3次元エコープローブを用いたエコー画像下穿刺の基礎検討

学校法人加計学園 医用科学教育センター 浅原 佳江 氏 (臨床工学技士)

今回の話題提供は、加計学園 医用科学教育センターの浅原佳江先生(臨床工学技士)に「3次元エコープローブを用いたエコー画像下穿刺の基礎検討」と題してお願いしました。超音波3D画像を利用し、穿刺精度の向上を図る研究です。話題が透析治療や健康診断での血液検査と身近なこともあり、質疑応答も活発に行われました。すぐに実用化というわけには行かないようですが、患者さんと穿刺担当者の負担が軽減される方向への発展を期待します。(佐藤寿昭

【日 時】 平成24年7月2日(月) 18:30~19:30
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階 データ解析検討室
【参加費】 無料

◆概要
 血液透析治療ではVA(バスキュラーアクセス)に穿刺を行うが、稀に穿刺が困難な患者に遭遇することがある。穿刺失敗は血管の荒廃や信頼関係の喪失につながり、改善が求められている。この対処として2Dエコー画像下穿刺法があるが、観察できる断面に制限があるため、血管とプローブの位置精度が確保できない。近年3Dエコー装置が開発され、多方面で使用されている。今回この装置を用いた穿刺精度の向上について、実験及び臨床評価の結果を紹介する。


◆参加者 21名

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