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2011/01/21(金) 特別講義 (第36回メディカルテクノおかやま・サロン)

特別講義 (第36回 メディカルテクノおかやま・サロン)

人工腎臓と工学、そして新しい体内留置型人工透析デバイスの試み


岡山理科大学 生体医工学科教授 中路 修平 氏

岡山理科大学教授の中路修平先生による岡山大学大学院の特別講義を、メディカルテクノおかやまが第36回サロンとして共催させて頂きました。現在使用されている人工腎臓のメカニズムから、中路先生が研究を進めておられる新規な人工透析デバイスまで、幅広い話題提供を頂き、新規デバイスについては、活発な質疑応答が行われました。

【日  時】 平成23年1月21日(金) 18:00~19:00
【場  所】 岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階 オープンラボ
【参加費】 無料

【主 催】泌尿器病態学
【共 催】メディカルテクノおかやま
  
◆概要
 人工腎臓は最も成功した人工臓器のひとつである。現在世界で130万人、日本でも29万人に達する透析患者さんの正に生命線となっている。 現在の血液透析の主役は中空系を用いる人工腎臓(ダイアライ)である。その中空系ダイアライザに隠されているさまざまな技術を工学的な視点から紹介する。患者QOLに優れるが腹膜劣化や透析不足という問題点も抱える現在の腹膜透析に対し工学的アイデアでブレークスルーを試みようとするものである。
これまでの in vitro 実験結果を示し、医学系研究者をはじめ多方面の皆様のご意見・ご批判を賜りたい。


◆参加者 35名

 
 

 
 
 

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