活動実績

2012/05/14(月) 第48回メディカルテクノおかやま・サロン

第48回 メディカルテクノおかやま・サロン

(講演と意見交換の会です)

循環器疾患と医療機器 ~カテーテル類を中心に~

岡山大学大学院保健学研究科 教授  草地 省藏 氏

岡山大学大学院保健学研究科教授の草地省蔵先生に「循環器疾患と医療機器」のタイトルで話題提供して頂きました。循環器疾患の治療を専門とされる草地先生から、冠動脈疾患や心房細動の治療に用いられる各種カテーテル・ガイドワイヤー等について実物を用いてその作動メカニズム、操作法等について詳細な紹介を頂き、 それを基に、参加された県内のものづくり企業等を含め活発な議論が行われました。現在のところ、これらカテーテル類の大半は輸入に頼っているようです。その他にも生体情報科学講座ご担当の立場から「こんな検査機器を作ってみては?」とのご提案も頂きました。 (奥野健次

【日 時】 平成24年5月14日(月) 18:00~19:00
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階
【参加費】 無 料

◆概要
 天皇陛下が冠動脈疾患にて治療を受けられ、長嶋茂雄が心房細動に起因する脳梗塞を発症され、冠動脈疾患、不整脈が一般の人たちにも周知された。循環器疾患の診断・治療には、重量級の検査治療装置[Multi Detector-row Computed Tomography (MDCT), cineangiography equipment等]が、また治療においては高額な各種カテ-テルが必要である。これらの装置、器具においては残念ながら欧米が先んじている。冠動脈疾患においては冠動脈血管形成術が不整脈においてはカテ-テル焼灼術が行われている。本講演では、最近の冠動脈血管形成術、カテ-テル焼灼術に用いられている器具を実際に供覧し概説する。


◆参加者 24名
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