活動実績

2018/10/26(金) 第115回岡山県医用工学研究会セミナー

第115回 岡山県医用工学研究会 平成30年度 第2回セミナー・交流会

「基礎研究の事業化戦略」~岡山、日本そして世界へ~

【日 時】平成30年10月26日(金) 13:30~19:00
【場 所】岡山大学鹿田キャンパス
      セミナー:地域医療人育成センターおかやま(MUSCAT CUBE)3階 講義室
         交 流 会 :医学部記念会館内 カフェテリアバンビ
【参加費】セミナー:無料
      交 流 会 :会員1,000円(非会員3,000円)

【共 催】NPO法人メディカルテクノおかやま
【後 援】岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産学官連携センター、日本生体医工学会中国四国支部


◆プログラム
1.挨拶  13:30~13:35
岡山県医用工学研究会 会長 成瀬 恵治

2.講演
(1)「基礎研究の事業化戦略」  13:35~14:15  
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 教授 成瀬 恵治 氏

循環器系を中心としたメカノバイオロジーの分子・細胞生理学的基礎研究を行ってきた。その過程で産み出してきたテクノロジーを発想の転換を行い医学研究・医療へと展開した我々の取り組みを紹介する。
 
(2)「新規事業への挑戦 ~ペプチド事業化プロジェクト~」  14:15~15:05
株式会社メニコン ペプチド事業化プロジェクト・マネージャー 永井 祐介 氏

株式会社メニコンでは、コンタクトレンズ事業で培った開発力や技術、そして何よりも安全性へのこだわりを眼科分野以外へも展開すべく、新素材の研究開発を行っております。それらのなかで、岡山大学―メニコンの産学連携の成果物として誕生した自己集合性ペプチドゲルについて、その誕生から今後の展望までをご紹介いたします。

【休憩】 15:05~15:25

(3)「まだまだ進化し続けるコンタクトレンズ」  15:25~16:15
株式会社メニコン 製品開発部 ユニットリーダー 馬場 雅樹 氏

入社以来21年間、ずっと材料開発部門で研究員として職務を果たしてきましたが、この間にコンタクトレンズ(CL)は、その使い方も、素材も、そしてパッケージも、大きく変化を遂げてきました。未だにまだまだ進化し続けているCL。たった一つの素材から構成される小さなその物品に秘められた驚くべきドラマ。私自身が開発に携わった“メニコン2Wプレミオ”レンズについて、そしてCLに関する最近のトピックスについてもご紹介したいと思います。


(4)「シリコンバレーのエコシステム活用術とは」  16:15~17:15
B-Bridge International, Inc.及びSilicon Valley Japan University 代表 桝本 博之 氏

多くの外国人がシリコンバレーに集まり、当地のインナーサークルに溶け込み起業家としての成長を遂げるケースが多い中、日本人の起業家は圧倒的に少ない。 一方で日本の医療技術や研究レベルは高いものであると確信する中、その技術力を如何にシリコンバレーのエコシステムを利用して世界市場に参入するかを考察する。そもそもシリコンバレーの強さはどこにあるのかを考察する。

3. 交流会 17:30~19:00

◆参加者 セミナー 54名 / 交流会 19名
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