第110回 岡山県医用工学研究会シンポジウム

第110回 岡山県医用工学研究会 平成28年度 第3回シンポジウム・交流会

臨床現場の声から新製品を考える


【日 時】平成29年2月9日(木) 13:30~19:00
【場 所】岡山大学鹿田キャンパス
    シンポジウム: 臨床講義棟2階 第二講義室
    交流会:医学部記念会館内 カフェテリアバンビ
【参加費】シンポジウム:無料
    交流会:会員1,000円(非会員3,000円)

【共 催】NPO法人メディカルテクノおかやま
【後 援】国立研究開発法人科学技術振興機構、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産学官連携センター、日本生体医工学会中国四国支部


◆プログラム
1.開会挨拶  13:30~13:35
 岡山県医用工学研究会会長・NPO法人メディカルテクノおかやま理事長 公文 裕巳

2.講 演
(1)「医療現場の要望から製品化した自動化透析装置のご紹介」
  13:35~14:25
 東レ・メディカル株式会社 透析事業本部 企画学術室機器システムグループリーダー 今井 正己 氏

 近年、透析の医療現場は患者の高齢化、合併症の割合の増加などにより医療スタッフの負担が増加し、透析医療事故のリスクが増大している。透析医療事故の防止、医療安全の確保には、チーム医療が重要であり医療現場と医療機器メーカーの連携が重要となる。本日は医療安全の確保に向けたメーカーの取り組みと医療現場の要望から臨床試験を行い製品化し、医療事故減少に寄与した自動化透析装置の開発事例などを紹介したい。

(2)「血液透析器評価モデルの開発」  14:25~15:15
 旭化成メディカル株式会社 血液浄化事業部 製品マーケティング第一部 是本 昌英 氏

 血液透析器の開発は、尿毒素除去能の点でほぼ完成に近づいている。一方で、患者の高齢化や糖尿病の合併などにより求められる治療が高度化し、透析器にも尿毒素除去とは別に血圧の安定化などが注目されてきた。そのため、当社は評価モデルに使える小型透析器を作成した。この小型透析器及び評価モデルは、①ラットの循環評価系、②血管を用いた血圧モニタリング評価系、に有用である事を確認した。


【休憩】 15:15~15:35


(3)「医療現場におけるニーズ募集 ~広臨工の経験から~」  15:35~16:25
 (一社)広島県臨床工学技士会 会長 宮本 照彦 氏

 (一社)広島県臨床工学技士会(広臨工)では、『臨床工学現場ニーズ発掘業務』を県からの委託事業として、会員に対し医療現場における臨床工学技士のニーズ募集を行いました。応募されたアイデアは、背景や市場性を踏まえた内容で企業向け発表会を開催した。医療関連産業クラスター形式につながるよう、興味を持った企業とニーズ提案者のマッチングを行いました。これら一連の経験と製品開発の進捗状況に関してご報告いたします。

(4)「ストレッチャーへの点滴スタンドの簡易取付〜医療安全を考える〜」  16:25~17:15
 岡山大学病院 臨床工学部 副技士長 藤原 千尋 氏

 医療現場では車イスやストレッチャーが利用され、手術前後の搬送やその他の治療、画像診断など院内を移動する機会に用いられる。輸液管理中では点滴スタンドから輸液ポンプ等の移動も合わせて行う必要がある。今回、院内で利用中の「ナースキャッチ」をストレッチャーへの簡易取付に応用した。ベッド移乗に伴う煩雑作業の軽減や取付材料の破損など臨床工学技士の視点で提案した事例を医療安全への貢献も踏まえ報告する。


3. 交流会 17:30~19:00


◆参加者 シンポジウム 68名 / 交流会 29名

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