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栗原 光一郎

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電子部品製造において、不良原因の本質に迫り、 QCDの最善解を追求いたします。

携帯電話が普及しつつあった時期(1995年~2000年頃)に、新製品である携帯電話用高周波積層部品の開発~量産化の製造工程(プロセス)担当技術者としての経験を致しました。
 全く従来類似製品の無いゼロの状況から、6年程で1千万個/月程度まで量産化できた経験は、技術者冥利に尽きる経験ができたと大変感謝しています。
 その過程では、新製品立上におけるQCD改善のみならず、様々な課題~解決に取り組むことができました。  
 また、ここ10年余り、知的財産(実質、特許)担当者として、特許出願明細書作成~各国での権利化、及び他社特許調査・対策の経験を積みました。
 その中で、「どうすれば自社技術・製品を守れるか。」、「あるべき特許出願明細書とは。」について、自社及び他社の数多くの失敗例/成功例から学ぶことができました。  
 以上の通り、電子部品製造及び特許に関する経験に基づいて、迅速的確な不良対策によるQCD改善、早期新製品開発、更には自社技術・製品を守るための方策に係る技術・知財コンサルタント業務を開始いたしました。

業種

専門分野 工場管理、生産管理、設備、生産技術、現場改善、コストダウン, 品質管理、標準化等, 製品(商品)開発、固有技術, 特許
関連業界 化学, 鉄鋼・金属, 電機・電子機器

資格

技術士(化学部門・総合技術監理部門)登録番号第48634号
二級知的財産管理技能士(管理業務)合格証書番号IP1520000750

実績

 在籍していた企業において、携帯電話の普及時期(1995年~2000年頃)に、新製品である携帯電話用高周波積層部品の開発~量産化の製造工程(プロセス)担当技術者として、全く従来類似製品の無いゼロの状況から、6年程で1千万個/月程度、売上5億円超/月まで量産化を推進することができました。
 その過程では、「仕様が決まった新製品を如何にしてQCD(品質・コスト・納期)を維持・改善しながら、生産能力を増大可能な製造工程とすべきか。」が課題であったように認識しています。
 上記課題への対応策として、1)購入する原材料や補材について、選定すべきメーカ、選定すべきグレード等について、2)使用する設備について、「少なくとも失敗を極小にするための」設備メーカの選定、処理能力の設定、及び稼働条件の上下限の設定方法について、3)更に、より生産性や生産能力向上のため、新規設備(工法)の選定や導入時期、等について、実際には、失敗を経ながら学ぶことができました。
 また、どうしても発生する不良品に対して、的確な分析・調査によってのみ、本質・根本原因を究明できるとの認識に至りました。(例えば、真の不良箇所を断面鏡面研磨し、電子顕微鏡観察及び周辺部位の元素分析等が非常に有効であること等。)各種の評価・解析手段の有効性を検証しながら、有効性に優れる評価装置・解析装置の適宜導入提案し、導入立上を担当しました。成果として、顧客への的確な不良品調査報告書によって、信頼がより得られることを何度も経験いたしました。
 ここ10年余り、知的財産(実質、特許)担当者として、特許出願明細書作成~各国での権利化、及び他社特許調査・対策の経験を積みました。
 その中で、「どうすれば自社製品・技術を守れるか。」、「あるべき特許出願明細書とは。」について、自社及び他社の数多くの失敗例/成功例から学ぶことができました。 特に、「コストを考えた」自社製品・技術の保護のため、公証役場を活用した確定日付取得の提案や、特許事務所(弁理士)に頼らない特許出願明細書の作成~出願等の支援が可能と考えています。

経歴

1959/1 岡山県岡山市生まれ
○学歴
1977/3 岡山県立岡山朝日高校卒業
1982/3 北海道大学理学部化学第二学科卒業
1984/3 北海道大学大学院理学研究科化学第二専攻修士課程修了
○職歴
1984/4 日立金属(株)入社。主に電子部品の製造プロセスの研究開発に従事。
1994/4~携帯電話用セラミック積層部品の製造プロセスの設計・開発・量産化を担当。
     <1996年より世界の主要携帯電話機メーカに部品供給を開始。>
2007/9~ 同社にて、特許出願明細書作成~国内外での権利化推進、及び他社特許調査・対策を担当。
2018/12 栗原光技術士事務所開業
○表彰等
1999 量産化した製品「デュアルバンド携帯電話機用アンテナスイッチモジュール」にて日刊工業新聞十大新製品賞を受賞
2007 特許「ガラスセラミックス複合基板」第3369780号にて発明協会中国経済産業局長賞を受賞(筆頭発明者・明細書作成者)

氏名 栗原 光一郎
住所 〒689-1111  鳥取県鳥取市若葉台北4-11-7
TEL 0857-32-3288
URL https://kurihara-ce.com/

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