難削材加工技術スキルアップ研修 「難削材加工をCAMで学ぶ」
|2017年06月23日(金) | カテゴリー:研修
掲載期間を終了しています。
ステンレスから始まり、チタン合金や超耐熱合金などの難削材は、航空・宇宙、医療、エネルギー等、今後進展が期待される分野での用途が広がっています。これらの産業分野に参入するためには、難削材を高効率で加工する技術を獲得することが不可欠とされています。
難削材は一般の鉄鋼材料等と比較して、熱伝導性が低い、工具との化学的な親和性が高いなどの理由により、短い工具寿命や切削時の工具損傷につながる特性を有しています。このため、難削材の切削加工においては適切な加工条件の設定が重要です。本研修ではCAM操作を通じて、難削材加工に適した条件設定を体験するとともに、ステンレスやチタン合金の加工時に生じるトラブル事例とその対策についても学びます。
本研修は、これからCAMで難削材加工に挑戦する技術者はもちろん、CAM操作未経験者にも配慮した内容としています。本研修の受講をきっかけに、参加された企業様の技術力向上が図られ、難削材加工の新たな受注獲得を目指すものです。技術力向上にやる気のある方の参加をお待ちしています。
▶日 程 研修1日目 平成29年6月23日(金) 9:30~16:30
研修2日目 平成29年6月24日(土) 9:30~16:30
▶内 容
●研修1日目
座学 ・難削材の加工条件設定とトラブル事例
実習 ・CAM操作解説(SolidCAMを使用)
・難削材を対象としたCAMプログラム作成と課題の実加工(SUS304)
●研修2日目
実習 ・難削材を対象としたCAMプログラム作成と課題の実加工(SUS304)
・加工時間短縮と工具寿命の延長を実現させる高能率加工
座学 ・加工結果の観察と、難削材加工を支えるCAM機能の動向
▶会 場 中国職業能力開発大学校(倉敷市玉島長尾1242-1)
▶受 講 料 7,000円/人
▶講 師 タクテックス株式会社、三菱マテリアル株式会社、中国職業能力開発大学校
▶募集定員 10名12名(県内に事業所のある製造業を対象にします。) 定員に達しましたので募集は締め切りました。
※申込み順で、定員に達し次第締め切ります。
※1社から複数名の参加は可能です。その場合、受講料は参加人数分を承ります。
▶主 催 岡山県、(公財)岡山県産業振興財団
▶申込方法 別添の申込書によりFAXでお申し込みいただくか、必要事項をご記入のうえ、
メールでお申し込みください。
▶申込締切 平成29年6月12日(月)
※申込みにあたっては、申込み用紙記載の留意事項を確認ください。
<申込はこちらまで>
(公財)岡山県産業振興財団 ものづくり支援部 担当:西田、廣畑
〒701-1221 岡山市北区芳賀5301 テクノサポート岡山内
TEL 086-286-9651 FAX 086-286-9676 E-mail:sangaku@optic.or.jp