岡山県内の中小企業（製造業）のおける景況状況について

岡山県と（公財）岡山県産業振興財団では、県内の中小企業（製造業）における
景況状況について、アンケート調査を行いましたので、結果概要をお知らせします。

　　　　　　　　　　　　　　　　記

 １　調査対象　　岡山県内の中小企業７８０社に対して調査を行った。

 ２　調査方法　　調査票によるアンケート方式
 
 ３　調査時点　  平成２５年２月１日（金）
 
 ４　回収企業　  ３１６企業（４０．５％）

 ５　集計結果の概要
 
    （１）稼働状況
　　稼働状況について、稼働率80％以上の企業が前回より2.6ポイント増の68.7％となっており、前回より増加している。
 
　　（２）景況判断
　　岡山県内企業の景況について、各設問のDI（前年同月比で「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業の割合を引いた値）を見てみると、「売上高（生産高）」は、前回と変わらず－39.2ポイントとなっている。「受注量」は、前回より3.2ポイント減の－38.8ポイントとなっている。また、「受注単価」については、前回より8.1ポイント増の－28.2ポイントとなっている。「資金繰り」については、前回より2.6ポイント減の－20.9ポイントとなっている。「収益性」は前回より3.0ポイント減で－32.3ポイントとなっている。「雇用状況」は、前回より3.7ポイント増の－7.0ポイントとなっている。「設備投資」に関しては、前回より9.0ポイント増の－33.9ポイントとなっている。「受注単価」、「雇用状況」と「設備投資」の設問で、DIの上昇がみられる。
　
　　（３）今後の見通し
　　今後の見通しDIとしては、「3ヶ月先の生産見通し」が前回より24.0ポイント増の3.7ポイント。「6ヶ月先の生産見通し」は、前回より32.5ポイント増の12.2ポイントとなっている。どちらの設問においても、DIの上昇がみられる。

問い合わせ先　公益財団法人岡山県産業振興財団　経営支援部　取引支援課
　　　　　　　担当：入江  TEL（０８６）２８６－９６７０