村川技術奨励賞・難波敢技術奨励賞の募集要項


平成29年11月1日
公益社団法人 山陽技術振興会


村川技術奨励賞  故村川二郎氏(元旭電気(株)社長、元山陽技術振興会会長)は、(財)村川工業ライブラリー(MKR)を倉敷駅西ビルに設立し図書館運営をすると共に、平成16年に「MKR技術奨励賞」を設立して2回の授賞を行った。これは村川二郎氏の科学技術振興、活性化に対する優れた見識と熱意によるものでした。村川二郎氏が平成18年末に亡くなられ、技術奨励賞の授与は一時中断したが、山陽技術振興会は村川氏の志を継ぎ、氏の技術振興への業績を顕彰するため、事業承継を図り、目途を得て「村川技術奨励賞」として平成19年より募集を再開した。
難波敢技術奨励賞  難波敢社長は、1965年に木材加工の会社を創業したが、時代は木材から金属に変わることを見越してレーザー加工に注目し1983年倉敷レーザー(株)を設立した。社長自らレーザーの新規利用技術開発に果敢に挑戦し、国内3工場、海外2工場を有する世界レベルの金属加工企業になった。平成27年6月に山技振工場見学会で船穂の本社工場を訪問した。その後、難波社長から安井前会長に寄付の申出があり、難波敢技術奨励賞の設立につながったもので、”果敢に挑戦する課題”に難波敢技術奨励賞を贈呈することとする。

 1, 趣旨と目的 村川技術奨励賞および難波敢技術奨励賞ともに岡山県を中心とする周辺地域における科学技術、産業の活性化・発展に資することを目的とするもので、両賞の募集は同時同列に行い、募集段階でそれぞれの賞に相応しい課題を決定する。
 2.賞の内容 応募者の中から賞の趣旨と目的に合うもの合計3件以内(村川賞2件以内、難波賞1件)を審査選定し、賞状と奨励金30万円を授与する。
 3.応募者の資格 応募者は岡山県を中心とする周辺地域に居住する個人または所在する企業・大学・機関などに所属する者とするが、地域外の共同研究者の授賞は妨げない。但し、既に他の著名な賞の受賞者(技術)は除外する。
 4. 対象とする技術の要件 本賞は科学技術の研究開発および事業活動において、その発展と促進に貢献できることが期待される顕著な成果を上げた個人またはグループを対象とする。技術レベルが高く、有用性、実用性、発展性、挑戦性のある技術とsる。。但し当分の間、医療関係技術は除く。
 5. 審査要領 山陽技術振興会の幹部会で選出された審査委員により行う。審査委員は産学官の各分野より選出し、審査委員会を開催し、科学技術的、社会経済的、実施効果、発展性、ッ挑戦性など多面的観点から審査し、合議を経て決定する。
 6. 応募方法 応募者は、山陽技術振興会所定の申請書に必要事項を記入し、添付資料、参考資料を添えて山陽技術振興会に提出する。
 7.日程
   (1)申請書の受付期間 毎年11月11日〜1月末日とする。
   (2)受賞者の決定および発表 3月末を予定している。
   (3)授賞式は毎年5月に行われる山陽技術振興会の通常総会で行う。
   (4)技術内容は、次年度の「山陽技術雑誌」に掲載する。
 8.お問い合わせ
  (公社)山陽技術振興会 〒710-0052 倉敷市美和1-13-33
      Tel.086-422-6655 FAX.086-422-6656
        HP http://www.optic.or.jp/sangisin/の「村川技術奨励賞・難波敢技術奨励賞の募集」を参照
        e-mail sangisin@optic.or.jp

○参考 最近の受賞技術、受賞者は以下のとおり
K平成29年5月
・裏地美杉(岡山県農林水産総合センター)中東良太(長瀬ケムテックス梶j
       「革新的放線菌酵素生産法の確立」
・脇元修一(岡山大学・(株)s-muscle)、鈴森康一、清板祝士、河野一俊(郭-muscle)
       「量産可能な最小径空圧人口筋肉の開発と次世代ロボットへの展開」
・岡田善久、片山健太、中ア正敏(ナカシマプロペラ感ンジニアリング本部プロペラ設計部)
       「船舶用プロペラから発生するエネルギーロスを回収する省エネ装置の開発」
J平成28年5月
・佐藤和広、武田和義(岡山大学資源植物科学研究所)、斎藤渉(サッポロビール梶j
       「オオムギ遺伝資源を活用した風味が劣化しづらいビールの開発」
・石田弘樹(岡山理科大学理学部)
       「商用電源周波数による非接触給電(60Hz-WPT)」

I平成27年5月
・佐藤卓也(開APAN MAGGOT COMPANY)
       「人工光型植物工場に対応する受粉ハエの開発」
・山本登志子、木本真順美、津嘉山 泉、田中充樹(岡山県立大学保健福祉学部栄養学科)
       「岡山県産自然薯の新規食品機能性の探索とその高機能性を生かした嚥下食の開発」

H平成26年5月
・吉田 寛(OVECセンター長)、笠 展幸(岡山理科大学工学部)、勝田智宣(岡山県工業技術センター)
       「インホイルモータを特長とする次世代電気自動車の開発」
・岡 秀明、南出 崇、吉個壱哲(潟gーキーシステム)
       「電子黒板とタブレット端末を連動させた新しい教育用システムの開発」
・草野圭弘(倉敷芸術科学大学 芸術学部)、土井 章(同 生命科学部)、福原 実(岡山理科大学 工学部)
       「備前焼模様の材料科学的研究」

G平成25年5月
・金原正幸(岡山大学 潟Rロイダル・インク)、金原悠紀、塚田 龍(潟Rロイダル・インク)
       「常温導電性金属ナノインクの開発」
・押木俊之(岡山大学 大学院自然科学研究科)、西岡直樹、鎌田 満(RIMTEC梶@水島事業所)
       「新用途向けグレードの石油樹脂を提供する新たな触媒技術の開発」
・可児弘毅(IKK歯研梶j、池田 晃(池田精工)、 河崎直哉((有)河崎歯科技工所)
       「水中衝撃波を利用した純チタンプレス義歯床製造技術の開発」

F平成24年5月
・三宅佑一、大山忠敬(三陽化学 梶j、沖原 巧(岡山大学大学院 自然科学研究科)
       「特殊弾性舗装材による埋没ジョイントの開発」
・比江森美樹(岡山県立大学 保険福祉学部)
       「アントシアニンに起因する生理活性の効果的な活用技術の確立と機能性食品の開発」

E平成23年5月
・島田英之(岡山理科大学 工学部)、吉川 慶、嶋田幸二、新井 知、井口光宏(株式会社ウエスコ)
       「道路周辺の3Dモデル高速生成技術の開発」
・守安紀彦(有限会社 守安ハウジングパーク)
       「コンクリートのひび割れ防止溝の形成体と新しい施工法の開発」
・曽 珍素、峪田宣明、田尻さや香(倉敷ボーリング株式会社 )
       「活性元素を添加した耐食コーティング技術の開発」

D平成22年5月
・且原真木(岡山大学資源植物科学研究所)、長谷川廣海(八王寺工業株式会社)
       「新しい緑化コンクリートブロックの作成技術」
・山下広美(岡山県立大学 保険福祉学部)
       「酢の機能性を活用した新規な機能性食品の開発」
・中崎義晃、谷澤祐二(株式会社 ナノ・キューブ・ジャパン)、藤井英司(岡山県工業技術センター)
       「マイクロ化学プロセスによる高性能触媒用ナノ粒子の開発」

C平成21年5月
・松浦 健二(岡山大学大学院環境学研究科)
       「シロアリの卵運搬本能を利用した画期的駆除技術」
・水戸岡 豊、日野 実、村上浩二 (岡山県工業技術センター)
       「インサート材を用いたレーザ接合技術の開発」
・衣笠哲也、土師貴史、吉田浩治、 (岡山理科大学工学部)、大谷勇太 (パシフィックソフトウェア開発)
       「柔軟全周囲クローラ(Flexible Mono-treed Mobile Track, FMT)

B平成20年5月
・福崎智司、竹原淳彦、浦野博水、高橋和宏(岡山県工業技術センター)
       「次亜塩素酸を利用した浄化技術の開発」
・山崎正三郎(ナカシマプロペラ梶j
       「NHV(ノン-ハブ-ボルテックス)プロペラの開発」

A平成18年5月
・栄泰道(ナカシマエンジニヤリング梶@設計・技術部)
       「高速船用・省エネ型・高性能フラップ付き舵」
・渡辺富夫(岡山県立大学 情報工学部)、小川浩基(インターロボット梶j
       「音声から引き込み動作を自動生成する身体的コミュニケーション技術の開発」
・安井宏(潟<Cト 技術研究部)
       「射出、押し出し成型用軟磁性複合材料コンパウンドの開発」

@平成17年5月
・尾本智昭(品川白煉瓦梶@技術研究所)
       「白色モールドパウダーの開発」
・半井達明(アドテック梶@岡山研究所)
       「ウェハー洗浄液中ノオンラインモニターの開発」
・日野実、村上浩二、平松実(岡山県工業技術センター)
       「マグネシウム製品への導電性陽極酸化処理技術の開発」