2017年8月1日 発信

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2017.05(Aug.2017)
・[新サービス]:競争的資金・補助金等に応募したい企業・個人に適宜情報提供します。
 送付先メールアドレスをお知らせ下さい。[メール送信先:sangisin@optic.or.jp]
・恒例夏の大交流会 8月18日(金)1830〜 於アイビースクエアー・ビアガーデン
 毎年大勢の方が参加・交流します。奮って参加下さい。参加費3,800円(会員外同額)
・第2回技術交流会 9月下旬 テーマ、講師未定、希望があれば早急に連絡ください

・山技振サロン(企画会議)7月21日(金) 1800〜2000 参加者5名
 工場見学会、技術交流会、新規事業企画、会員増強策、競争的資金情報、等の議論、話題の本、記事の紹介。
・文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)、岡山県知事表彰(工業技術開発功労者)の推薦募集開始
 文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)は、7月24日(月)締切で6件14名の応募あり、7月28日岡山県に推薦。
 岡山県知事表彰(岡山県工業技術開発功労者)は10月6日(金) 締切、今後の応募期待。企業や団体のこの道一筋で技術開発に取り組んで来られた方々を推薦下さい。【http://www.pref.okayama.jp/page/518911.html】
・第1回技術交流会 7月27日(木)1800〜2030 於クラレ労働組合本部会館「AI(人工知能)の現状と将来」講師 原 直(はらすなお)氏(岡山大学工学部通信工学)
 旬の話題AI(人工知能)について分かりやすく話して頂き、、AIコンプレックスを払拭出来た。参加者17名。会員外参加も多く、久しぶりの盛会だったが暑さで2名のドタキャンがあり残念。AIは“これまでに経験したことがないような”大変化を我々の近未来社会の様々な分野にもたらすであろうことを予感させた。
・第62回大原孫三郎・總一カ記念講演会7/28 18:30-20:00 於倉敷市民会館2F大会議室『数学を通して人間を考える−岡潔と数学の「情緒」−』独立研究者/森田真生
 「森田さんは10歳までシカゴで過ごし、近くにマイケルジョーダンの家があった影響で、帰国後の桐朋中学・高校時代はバスケに熱中、キャプテン。東大文2に入学したが数学をやりたくて工学部に転進・卒業。さらに理学部に入学し直して数学を学んだ。在野の数学者岡潔を尊敬し、晩年の岡潔が帰依した芭蕉と道元を尊敬する。講演しながら舞台を動き回り、時々ホワイトボードに足を止める。若々しく爽やかな数学の伝道師であった。“正確に間違うことが出来るのがサイエンスである。道元の間違いを正確に指摘することは出来ない”???」
・公益社団法人山陽技術振興会の年次手続き(理事の変更、年次報告等)
 法務局への登記、県への報告:今年も自力遂行を目指し加賀さん鋭意奮闘中。

・当事務所のお盆休みは 8/13,14とします(休館8/11-15)。

・日本の主要企業の4割が過去最高の研究開発費を投入
 7/27日経新聞に、日本の主要企業の4割が過去最高の研究開発費の記事。研究開発投資総額は16年度比5.7%増と東日本大震災後では最大の伸びとなることが報じられた。自動運転やIT、AIを中心に新たな成長投資に振り向ける。上位十社と重点分野は以下の通り。@トヨタ(自動運転、電気自動車)、Aホンダ(AI、自動運転、電気自動車)、B日産(AI、大容量電池)Cソニー(車載画像センサー、VR、AI)Dパナソニック(AI、IoT、先進運転支援システム、電池)、Eデンソー(自動運転、電気自動車)、F日立(AI、ロボティクス、セキュリティー)、Gキャノン(医療や産業機器などの新規事業)、H東芝、Iアステラス製薬(更年期障害、がん、腎疾患治療薬)。日本は研究開発投資の7割を民間が担う。企業の研究開発は日本の成長に関わる。ただ、国別の研究開発投資を見ると世界と戦えるのかは見通せない。文部科学省政策研究所によると、米国は46兆円(00年比+5兆円)、中国は38兆円(00年比+33兆円、民間比率60%→77%)、日本は18兆円(00年比+2兆円)。AIに関する話題は、囲碁・将棋で人間がAIに完敗したことである。米グーグルの人工知能(AI)「アルファ碁」は、世界チャンピョンの中国の棋士柯潔九段に三連勝した。将棋の世界も人間とAIの対戦の時代はあっという間に過ぎて、いまはAIとAIのソフト対決になっている。このAIの最大の弱点は、消費電力である。人間の脳の消費エネルギーは深く思考すると21ワット程度なのに対し、アルファ碁の消費電力は25万ワット、約1万2千人分のエネルギーを消費するらしい。10数年前に液晶テレビとプラズマテレビの一騎打ちがあった。結果は液晶テレビが勝ち残ってクラレのポバールフィルムは生き残った。決め手は消費電力であった。[kajix]

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