2017年11月1日 発信

Tel.(086)422-6655/Fax.(086)422-6656
sangisin@optic.or.jp
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2017.08(Nov.2017)
・[お願い]:山技振でも徐々にメールによる情報配信を増やして行きます。
 山技振会員(または窓口)の<メールアドレス>を教えて下さい。[sangisin@optic.or.jp]
・[新サービス]:競争的資金・補助金等の情報をご希望の企業・個人に適宜提供します。
 送付先メールアドレスをお知らせ下さい。[送信先:sangisin@optic.or.jp]
・H29年度第2回理事会11月16日(木)1800〜2000倉敷商工会議所
 @定款改定の件[理事会開催に関する条項追加]、A事業・予算執行報告、B情報交換
・山技振サロン(兼企画委員会)[日程変更]11月24日(金) 1800〜2000 山技振事務所
 @総会講演講師選定、A年末年初計画、B村川・難波技術奨励賞ほか、参加費1,000円
・H29第3回技術交流会11月30日(木)1800〜2030於クラレ労働組合本部会館 「地球温暖化現象に関する化学的『小考察』」三宅雅((公財)大原記念倉敷中央医療機構 臨床研究情報管理室長)
 巷間伝えられる“地球温暖化論”に対し疑問を呈する論文を山陽技術雑誌Vol.65 に寄稿頂いた。“異説”を分かり易くかつ大胆に解説して頂く。乞白熱討論。
・村川・難波技術奨励賞(募集11月〜1月):11月1日募集開始
 例年通り第13回「村川技術奨励賞」と第2回「難波技術奨励賞」の募集を11月から開始する。締切は来年1月末。科学、技術、産業の発展に資するものを奮って応募して下さい。詳細は当会に問い合わせるか、当会ホームページの 「村川技術奨励賞」「難波技術奨励賞」の項を参照。最近の受賞一覧も掲載。賞金はどちらも1件30万円。
・「山陽技術雑誌Vol.66」原稿募集開始、及び広告募集
 例年通り原稿を募集する。本誌は技術雑誌であると同時に会員相互の情報誌です。報文、紹介文、エッセイ何でも結構です。締切りは1月末。各社広告も募集しますのでよろしく。「山陽技術雑誌」は毎年4月末発刊、製本350部は当会会員・広告主および当会と雑誌交換がある企業・研究所・大学・国会図書館など100ヶ所に発送する。
・岡山理科大学、岡山大学の恒例の成果発表会。[岡山県立大学は、毎年春に開催]   
 岡山理科大学「OUSフォーラム2017」11/27(月),13:00〜18:00岡山プラザホテル
 岡山大学「知恵の見本市2017」12/1(金),13:00〜17:00 岡山大学創立五十周年記念館
詳細は大学HPをご覧下さい。大学がどんな研究をしているのか覗いてみてください。  
・児童生徒科学研究発表会12月3日(日)9:20〜 於岡山理大 山技振会長賞を3人に渡す。
・山技振サロン年末大交流会 日時:12月5日(火) 1830〜2030 場所:和食居酒屋よこ田
・施設見学会「オージー技研竃{社ショウルーム&北長瀬ウエルネスフィールド」10/24 参加8名
 3年前の邑久工場見学に続いて海吉本社と北長瀬の施設を見学。社長がオージーウエルネスと自称するように、医療・福祉・健康機器の製造、販売、輸出入でリハビリ、医療、介護、福祉の現場にハードを提供するだけでなく、さらに健康分野にも展開しており、その先行実験施設が北長瀬である。大変暖かく対応して頂き、気持ちの良い見学会だった。
・山技振サロン 10/20(金) 参加5名 次回技術交流会講師に三宅雅さんを決定。
"みちびき4号機”打ち上げ成功!
 2017年10月10日、種子島宇宙センター大型ロケット発射場から準天頂衛星システム"みちびき4号機"を搭載したH-2Aロケット36号機が打ち上げられた。この打ち上げ成功でみちびき1号機からの4機体制が完成、来年度からの運用開始に向けた準備が進められている。これにより、測位誤差は数cmになるという。2023年には7機体制を確立して、米国のGPSに依存することなく自立的持続測位が可能になる見込みである。GPSは「グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System)」の略で、日本語では「全地球測位システム」という。米国国防省が軍事目的で開発したものであるが、1996年には民間利用を許可し、船舶や航空機などの公共交通はじめ、カーナビなど商業ベースでの利用が始まった。しかし、米国国防省が故意に精度を落とす信号(SA:Selective Availability)を加えていたため捕捉精度が悪く、誤差〜100mであった。2000年にSAが解除され、誤差〜数10mに向上し、実用的カーナビが出来た。衛星測位システムは、今や国の社会インフラとして最重要の位置づけにあり、アメリカのGPSを始め、ロシア連邦のGLONASS、欧州連合のガリレオ、中華人民共和国の北斗、インドのIRNSS等、経済大国では自前システムを持っている。他国に頼らずに自前の衛星システムを構築することは、誘導兵器やミサイルの精度向上による国家安全保障に役立つだけでなく、民生用途の航空機、船舶、地形測量、登山、近年ではカーナビ、携帯電話、スマホ、携帯端末、ノートパソコン、デジカメ、レーダー探知機等にも搭載され、科学技術(地球科学、地理、考古学、動物、気象学、土木工学)、スポーツ、等に幅広く利用される。今回の”みちびき”で測位誤差が数cmになることで自動走行ロボットによる“種まき”が可能になる。農業機械、建設機械は劇的に変わる。あとは推して知るべしである。[kajix]

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