2018年9月1日 発信

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2018.6(Sep.2018)
・[お願い]:山技振でもメールによる情報配信を増やして行きます。 就きましては、御社の山技振会員(代表者)の氏名、連絡先、メルアドを連絡下さい。[sangisin@optic.or.jp]
・[新サービス]:競争的資金・補助金情報提供希望メルアドを連絡下さい。[同上]
・山技振サロン(兼企画委員会)9月21日(金) 1800〜2000 当会事務所
次回工場見学会、技術交流会の具体案、新規事業の企画、会員増強策、競争的資金・補助金、等々について討議します。話題の本、新聞記事を相互に紹介します(参加費1,000円)。
・文部科学大臣表彰(創意工夫労者賞)、岡山県知事表彰(工業技術開発功労者)の推薦募集
文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)推薦は7月23日締切で3社6件14名の応募あり、7月31日岡山県に推薦済。岡山県知事表彰(岡山県工業技術開発功労者)は10月5日(金) 締切、今後の応募期待。企業や団体で、この道一筋で取り組んで来られた方々を推薦下さい。【http://www.pref.okayama.jp/page/518911.html】 推薦予定を事前に連絡頂くと幸いです。
・H30第2回技術交流会10月2日(火)1800〜2030 山陽技術振興会1F会議室 「世界の活性炭の現状と技術的進歩〜最適設計と利用技術〜」大塚清人氏(潟Nラレ炭素材料事業部)
岡山県備前市鶴見に事業所があるクラレケミカル鰍ヘ、活性炭の日本トップメーカーとして過去50年以上に亘り安定収益を上げて来た優良子会社だった。潟Nラレは、昨年1月にクラケミを本体に吸収合併して炭素材料事業部とし、今年3月に米国カルゴン社(活性炭の世界トップ)の買収(約1200億円)を発表した。活性炭の世界市場は、2桁成長が続く見込みで、要因は空気と水の浄化に関する規制強化にある。世界トップの活性炭事業を担う大塚清人部長に活性炭技術の現状と将来を語って頂く。(参加費:3,000円)
・山技振サロン-夏の大交流会 8/17 参加 24名 アイビースクエア 18:30〜20:30
倉敷は未曾有の豪雨災害に見舞われ、会員の近しい方も被災された方が大勢居られる中で「頑張ろう!倉敷」の意味を込めて夏の大交流会を開催した。四国からの参加者もあり、久し振りの飲み会に話題がはずみ、大いに盛り上がった。恒例の三三七拍子で20:30中締め。
第100回全国高等学校野球選手権大会:大阪桐蔭春夏連覇、金足農業準優勝
「本気の夏、100回目」のキャッチフレーズの記念大会は、別格の炎暑のなか熱戦が繰り広げられ、大阪桐蔭高校が全国3,781校の頂点に立ち、悲願の春夏連覇を達成した。
本大会の注目点は、(1)深紅の大優勝旗の新調(京都西陣製)、(2)延長戦の“タイブレーク制”、(3)甲子園レジェンド始球式、である。想定通りの結果は大阪桐蔭の優勝(春夏連覇)、想定外の結果は金足農業の大活躍・準優勝である。記憶に残ったシーンは、優勝が決まった直後の大阪桐蔭主将中川卓也の涙である。彼は一年前の対仙台育英戦で九回2死勝利直前場面で一塁ベースを踏み外す痛恨のエラーをし、直後に逆転サヨナラ二塁打を浴びて敗戦した経験を持つ。主将として1年間封印して来たものが、優勝が決まった瞬間に制御不能になったものである。全国の高校野球ファンとマスコミへのインパクトでは、大阪桐蔭の想定内の優勝よりも金足農業の想定外の大活躍・準優勝と田中輝星投手の連投・大活躍の方が圧倒的に記憶に残った。金足農業の大活躍のお陰で全国の農林水産高校に注目が集まった。ちなみに、農業系学科の高校は全国に136校あり、地区予選に参加実績のある高校は81校という。甲子園出場実績のある農林水産系高校は、農業高校7校、農林園芸・工商併設高校8校、水産高校3校、計18校で、初の甲子園出場校は新発田農(新潟:夏6、春1)、最多出場校は金足農(秋田:夏5、春3)である。すべて公立高校で、野球部員も近郷からの生徒が大勢を占める。 農林水産系高校も、少子化のあおりを受けて統合・廃校・廃科が相次いでおり、岡山県でも川上農業の統合・閉校、日本原、精研の閉校があった。一方、教育内容を地域ニーズに即したものに変化・適合させる努力も学科名称の言葉から垣間見ることが出来る。農業、林業、畜産、水産以外の言葉を拾って見ると、園芸、緑地、農芸、植物、動物、生物、環境、食品、酪農、生物生産、森林、特用林産、環境緑地、緑地土木、造園土木、造園緑地、景観園芸、園芸デザイン、園芸クリエイト、総合グリーン、施設園芸、果樹園芸、柑橘園芸、栽培システム、食品科学、食品文化、食品流通、食品環境、食品サイエンス、食とみどり、アグリサービス、フラワーファクトリー、人と自然、人間科学、など多様である。ユニークな名称の学科としては、青森県実業の「りんご科」、鹿児島県鹿屋農業の「自営者養成学科」などがある。【kajix.】

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