2019年3月1日 発信

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2018.12(Mar.2019)
 今年度最後の月です。3月19日は理事会です。皆さん、予定表にしっかりご記入下さい。
◎山陽技術振興会第2回理事会 平成31年3月19日(火)18:00~ 倉敷商工会議所1F
 理事本人の過半数確保に毎年苦労しております。万障繰り合わせてご出席下さい。(代理出席ももちろんウエルカムですが、理事本人しかカウントされません。)
・第74回山陽技術振興会総会 平成31年5月21日(火)15:00~倉敷商工会議所3F
 例年の会場は倉敷国際ホテルですが、この期間、改装工事で全面休業→会場変更
・山技振サロン【変更】平成31年3月22日(金)1800~2000 山技振事務所 参加費1,000円
・平成30年度第4回【技術交流会】平成31年2月5日(火)18:00〜20:30 講師:福本明氏(岡山商科大学経営学部特任教授:演題「吉備の弥生大首長墓〜楯築弥生墳丘墓から見える古代の吉備」:出席者11名(3名ドタキャン)
 新年恒例の文化講演で、出席者からは大変良い反応が聞かれた。楯築弥生墳丘墓の現地見学会を是非やって欲しいとの要望もあり、春爛漫のころに開催を考えたい(福本先生了解済)。【参加希望者は名乗り出て下さい】
・岡山県の立入検査 平成31年2月14日(木)13:00〜
 3年に一度の検査、課題山積だったが、とにかく何とか修了。いくつかの宿題が残り、今後も県の担当者の指導が続く。
・山技振サロン平成31年2月15日(金)1800〜2000山技振事務所参加費 1,000円。→都合により流会
・工場見学会「潟Nラレ鶴海事業所(活性炭生産拠点)」平成31年2月26日(火)14:00〜16:00:参加者=14名。
 潟Nラレは、一昨年クラレケミカル鰍吸収合併、昨年3月に活性炭世界最大手・米国カルゴン社を1200億円で買収、活性炭の世界トップに躍り出た。潟Nラレの戦略拠点となった鶴海事業所の“智恵の詰まった多数の設備”を興味深く見学した。
・「山陽技術雑誌」:原稿募集および会員各社の広告募集、例年通り会員の原稿募集中。締切は2月末まで延長。
 昨年の「村川・難波技術奨励賞」受賞課題4件、その他寄稿3件落手。各社広告も募集しますのでよろしく。「山陽技術雑誌」は4月発刊。350部は会員及び当会と雑誌交換のある企業、研究所、大学、国会図書館等100所に配布。
・「村川・難波技術奨励賞」1月末締切で7件の応募あり。
 今回も粒揃いで激戦模様。2月に審査委員5名が書類審査し、3月8日の審査委員会で合議決定する。
「河川」2019.2月号特集“平成30年の発生災害とその対策”
 (公社)日本河川協会発行「河川」2月号の表紙は、岡山県倉敷市真備町の平成30年7月豪雨時の緊急排水状況の写真である。また、この号の巻頭言は、岡山県知事伊原木隆太氏による「平成30年7月豪雨への対応、復旧・復興に向けて」である。巻頭言となってはいるが、(1)はじめに、(2)被害の概要と岡山県の対応、(3)河川の主な被災状況と応急対策、(4)本復旧に向けた取組、(5)おわりに、と言う章立てで4頁にわたり、過去/現在/未来を概説する立派な小論文である。岡山県は温暖な気候や災害の少なさから「晴れの国」をキャッチコピーにPRしてきたが、災害はいつ・どこでも起こりうることを痛感した。県民の生命財産を守り、社会経済活動を維持するためには、平時から防災意識の向上が欠かせないため、「大規模氾濫減災協議会」において関係機関と連携協力しながら「施設の能力には限界があり、施設では防ぎきれない大洪水は必ず発生するもの」との共通認識の下、社会全体で常に洪水に備える「水防災意識社会」の再構築を目指す。すべての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」を実現できるよう、全身全霊で取り組む意思表示で結んでいる。
 この号には、倉敷市防災危機管理室の「倉敷市の対応」と題する経過報告も掲載されている。さらに「我が街を守るため 一丸で挑んだ14日間」と題する田村謙治氏(潟Jザケン代表取締役)の緊急災害復旧作業の生々しいレポートが寄稿されている。「困難時に必要なのは、立ち直る早さである。負けない強靱な物や心よりも、例え負けてもそこから立ち直る早さこそが、次の対応へと繋がっていく」という言葉は重みがある。 この号の「河川」には、国交省、内閣府、国土地理院による総論、7月豪雨、火山噴火、土砂災害、台風災害、胆振地震に伴う大規模停電、等が取りあげられている。

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