2019年6月1日 発信

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2019.3(Jun.2019)

・恒例夏の大交流会 8月22日(木)1830〜 於アイビースクエアー・ビアガーデン
 手帳に記入の上、奮ってご参加下さい。参加費@3800円【予定】
・R1年度第1回技術交流会:日時:6月28日(金)18:00〜20:30 、場所:山陽技術振興会1F会議室【先着20名】、演題「人を引き込む身体的インタラクション・コミュニケーション技術」、講師:岡山県立大学副学長(学術研究・国際担当)情報工学部教授渡辺富夫。
 ロボットに「うなずき」や「身振り手振り」などの身体的リズムを導入することで、相互の身体性共有と一体感が実感できる。先生は、このような身体的コミュニケーション技術と身体性メディア場の生成・制御技術を研究開発しておられる。これらの身体的引き込みメディア技術は、人とのインタラクション・コミュニケーションの解析理解と創出支援技術であり、高度メディア社会の生活情報技術でもある。私が所持する「うなづき君」の発明者である。会費@3000円
・山技振サロン【兼企画委員会】 6月21日(金)1800〜2000 当会事務所
 今年度計画の大筋は総会で承認された。具体案(技術交流会、工場見学会、その他の企画)を考える。課題提供、話題提供ともにウエルカムです。
・山陽技術振興会第74回通常総会、令和元年(2019)5月21日(火)15:00〜19:00、於倉敷商工会議所
 (1)平成30年度事業報告、(2)決算報告、(3)令和元年度事業計画、(4)予算、(5)理事改選、(6)定款一部改訂(研修室基金)。(会員本人25名、代理人6名、委任状23名)
 →第14回村川・難波技術奨励賞授賞式(3件8名)
 (1)「カーボン強化マグネシウム合金」橋本嘉昭(慨TU研究開発室)、水戸岡豊(岡山県工業技術センター)、(2)「高性能リチウムイオン二次電池への応用を目指したグラフェン/シリコン複合体材料合成技術の開発」、今栄一郎(広島大学大学院工学研究科)、(3)「骨髄穿刺・生検シミュレーター『セイケンジャー』」、西森久和(岡山大学病院)、澤達也(内山工業梶j、片場久徳(内山工業梶j、川口晶子(内山工業梶j、(5)桐田泰三(岡山大学研究推進産学官連携機構)  
 →山陽技術雑誌 昨年の「村川・難波技術奨励賞」受賞課題4件、その他寄稿6件。
 →記念講演会(60分):「工場スマート化によるものづくり競争力の強化」〜三菱自動車水島製作所の取組み〜講師北尾光教氏(三菱自動車工業叶島製作所所長)【聴衆45名】
 →令和元年度第1回理事会 @定款一部改訂と「研修室資産取得資金(研修室資金)取扱規程」、A役員人事、について提案通り決定。【出席理事16名/25名中】
 →懇親会:1800〜1915、於1階レストラン
 副会長の丸五ゴム工業渇ェ本副社長の開会挨拶に始まり、三菱自工北尾所長も参加して頂き、多くの方からの質問に答えて頂いた様子、途中で受賞者の橋本嘉昭氏(慨TU)および出張先から駆けつけて頂いた西森久和先生(岡山大学病院)から受賞課題の内容紹介、試作品展示などもあり、楽しい時間はあっという間に過ぎた。最後は三宅理事の“段段良くなる三三七拍子”で締めた。参加者37名
・OPUフォーラム2019、令和元年5月29日(水)13:00~17:00、岡山県立大学講堂・体育館
 特別講演「個別健康の最大化へ向けて」渡辺恭良(理化学研究所)
・メディカルテクノおかやま総会令和元年5月30日(木)17:30~19:00 岡山大学鹿田
”音声認識技術”
 三菱自動車工業叶島製作所所長北尾光教氏は、山陽技術振興会第74回通常総会記念講演「工場スマート化によるものづくり競争力の強化」〜三菱自動車水島製作所の取組み〜の中で、音声認識ツールを現場で活用していることに触れた。工場現場の如きノイズの多い環境で音声認識を使っていることに驚くと同時に、現場だからこそ音声情報を使いこなす必然性があるのかも知れないとの思いを強くした。一昨年7月の技術交流会で、岡山大学の原 直(はら すなお)先生に「AI(人工知能)の現状と将来」の講演を頂いた。専門は音声情報処理[http://www.a.cs.okayama-u.ac.jp/~hara/]で、この分野は日本の研究者が先駆的な仕事をした由である。”AIスピーカー”は、米国よりも早く日本で雛形が完成していた由で、その写真も講演で紹介された。惜しむらくは、この”AIスピーカー”を事業化しようという企業が日本では現れなかったのであった。原先生の活動分野:(1)実用研究:音声認識、音声対話、音識別などの音処理技術を実用的なシステムとして活用するための研究。(2)応用研究:音声処理技術の応用として、音声同様の時系列信号の一種と見なせる自動車運転者の生体信号や車両信号の処理、音声対話カーナビゲーションシステムの研究。(3)基礎研究:応用を意識した大規模ログデータの分析手法の研究。(4)キーワード:音声認識、音声合成、音声対話、メディア情報処理、インターネット、ライフログ、(5)代表的研究成果:クラウドソーシングによる音識別と騒音マッピングを実現するためのシステム「オトログマッパー」を公開中[http://otologmap.jp/]。【kajix】

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