|
【スローガン】
〜まだまだこんなもんじゃない!〜
社団法人備前青年会議所
理事長 大西 真司
《青少年の無限力》
子供の無限力こそ、素晴らしいと思います。無限の夢と可能性を持つ子供たちはまさに日本の宝です。私たち青年会議所メンバーと同様に、素晴らしい仲間と、支えてくれる地域の人々、ふるさとに誇りが持てる子供たちの姿こそ理想であり、そう導く事こそわれわれ大人の責務であると考えます。
備前JCも「わんぱく相撲」に代表されるように青少年育成事業を毎年行っています。しかし、私も2児の父としていろんな子供たちと、その親たちと接している中で、本当に子供たちだけを対象にしていていいのだろうかと疑問を感じていました。
教育問題が取りざたされている今日、確かに行政や教育者達にも問題があるのかもしれません。しかし、「モンスターペアレンツ」という言葉に代表されるように親達にも問題が大いにあると感じます。
また、感受性の豊かな子供たちは大人達をなめているかのようにも感じてしまいます。
子供たちの手本となる大人達がもっときちんとした背中を見せないといけないと思います。
共働きが当たり前になり、尚且つ離婚率も年々上がってきているようにも感じます。そんな状況ではますます「子供への教育」はおざなりになってしまいます。
わたしは子供たちに“自分”をしっかり持った、人に流されない、しっかりと物事を判断できる人間になってもらいたいと思っています。
その為に本年度は、青年会議所を発信地として、「子供の教育=親学」について考えるきっかけをつくって参りたいと思っています。
《はじめに》
「自分はまだまだこれからだ」
こう思う人には失望はありません。どんなに今失敗していても、勇気がくじけることはありません。
また、どんなに今成功していても、自分はまだまだこれからなのです。
「自分はまだまだこれからだ」という言葉には無限の可能性を引き出す力が内在しているからです。
しかし、今この瞬間にやってみよう、と思わないで、いつかチャンスがあったらしようと思っていては、いつまでも伸びることはないでしょう。
そのときに、良いと思ったり、やってみようと感じた心の声を仲間と熱く語り合い、実行していきましょう。それは仮に失敗したとしても恥ずかしくはありません。再び立ち上がったときには以前よりも進歩しているに違いないからです。
それよりも怖いのは「やってみよう」とささやく心の声にふたをして失敗を恐れ、何も行動しないことです。
幸い、私たちには、熱く語り合える仲間がいて、支えてくれる先輩がいます。そして誇りを持てる歴史があります。
何も恐れることはありません。
今、私たちに可能であると見えていることを、固い決意と覚悟をもって、実行していきましょう。
皆さんは会社や地域では、リーダーとして失敗出来ない立場であり、不得手を避けて通れないこともあるでしょう。青年会議所での「思い切っての失敗は許される」環境下で、単年度性の特性を活かして自分の可能性を思い切り試して見ましょう!
自分でも気付かなかった新たな才能がまだ眠っているかもしれません。
私たちは、仕事はもちろん、結婚、子育てで、ただでさえ公私共に忙しい20歳〜40歳の年代を敢えて青年会議所に入会しています。
私はその皆さんの貴重な一年を預かるにあたり、最も優先すべきことを可能な限り選択し、事業を組み立て、行動に移したいと思います。
《会員の無限力》
青年会議所は「明るい豊かな社会を築く」という柱のもと、活動していきます。しかも、それは青年会議所を卒業してからも変わることないわたしたちの指針になっていくことと思います。
私は、青年会議所は自分自身を磨き上げ、社会の役に立つ人材を輩出し続ける唯一無二の団体であると思っています。
青年会議所活動は真剣にやればやるほど、大変過酷なところだと思います。担当の事業を推し進める時には自分の時間は少なく、重責に自分が押しつぶされそうになることもあると思います。しかし、そういうことを経験した人とそうでない人の間には、天と地ほどの差がついてきます。
ひいては、その時間を経験することこそが、唯一無二であり、自分にとってかけがえの無い財産になるのだと思います。
次々と続くリーダー達に情熱の灯を灯し私たちのふるさとを明るい未来にするために、一人でも多くの青年を募り、育成し、明るい豊かな社会の実現に向けて活動していきましょう。
《おわりに》
福井会頭の所信の中にはこういう一説があります。
「何事にもひるまず、自発的に取り組み、決断力を発揮し、行動する覚悟があれば、必ず町は変わるのだ。私たちが疲れた顔やいやな表情をしていたり、後ろ向きの発想をしていたりすれば、いくら素晴らしい運動をしていても、私たちのほうを向いてはくれないだろう。それぞれの地域に暮らす人々と真剣に向き合い、語り、喜び、悩み、苦しむ中からそれぞれ独自の運動を生み出していただきたい。」
これは言葉を変えれば、自分が変われば環境が変わる。と言うことではないでしょうか。そして、ふるさとを愛することができる私たちが、明るく豊かに生きることこそが、魅力あるJC、魅力ある地域づくりにつながると思います。
楽しく交流できる団体は他にも沢山あります。
しかし、私たちは青年会議所を選択しました。このように切磋琢磨し合えるような団体は他にはありません。
ここで出会えた仲間と一緒に頑張って行きたいと思います。
自分達の無限の可能性を信じて!
。