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【スローガン】
〜共に学び 共に考え 「真」のリーダーとなれ〜
社団法人備前青年会議所
理事長 町 成一郎
《はじめに》
私が入会して以来、最も不安定で厳しい時代が来たのではないか。
戦後より素晴らしい経済成長を遂げた日本はバブルが崩壊し、経済の成長は止まり、景気
の低迷や円高による国内産業の空洞化問題、そして国の巨額債務問題や少子高齢化問題、
社会保障制度問題など日本の構造自体が問題であると考えます。
さらに3・11に起こった東日本大震災や原子力発電所の事故など、今の日本は絶望的な
ほどの困難な状況に直面しています。
今、日本に必要なものは、強いリーダーシップを持つ「真」のリーダーであると考えます。
JCは「学び舎であり、人間道場である」と先輩によく教えて頂きました。
私たちは、地域のため、日本のために修練を重ね、より地域のリーダーにふさわしい人材
となる様、努力が必要であると考えます。
(社)備前青年会議所は本年度、創立45周年を迎えます。これも高い志を持って活動
されてきた諸先輩と我々の活動にご理解、ご支援を頂いた関係各位のおかげであると深く
感謝いたしております。
これからも、地域に必要とされる組織であるために、そして時代に合った組織であるため
に、日々進化していく事が必要であると考えます。
《まちづくりはひとづくりから》
わたしたち(社)備前青年会議所は明るい豊かな社会の実現を目標に活動をおこなってい
ます。
「豊か」と感じる、又は「豊か」になりたいと思う気持ちは、人それぞれですが私の目指
す「豊か」とは現在、失われつつある 日本人の美しい心、思いやりの心であります。
地域のリーダーとしてメンバーは「奉仕」・「修練」・「友情」の3信条を軸とし、事業を推
進することにより一層地域に貢献できると考えます。2012年度は、ひとづくり委員会
を創設しました。
メンバーは青年経済人として 大人として一歩リードする存在である事が必要です。よっ
て2012年度の事業の中心を「ひとづくり」をテーマに展開したいと考えます。
「人を育てる教育」として「わんぱく相撲東備場所」を本年度も継続いたします。
今の子供たちは不用な情報の氾濫や過激なゲームなどにより、心豊かに育つ場が減少して
いるのではないでしょうか?子供たちが相撲を通じて、心身ともに自分を発見できる大会
にします。
次代を担う子供たちに豊かな社会を繋げましょう。
《創立45周年について》
(社)備前青年会議所は2012年をもって創立45周年を迎えます。
先輩方により築かれ そして引き継がれてきた45年の歴史と伝統の重みを感じると共に、
これからの活動の方向性や組織づくりを考えると身の引き締まる想いです。
創立45周年の記念事業では、わんぱく相撲全国大会の岡山県予選の位置づけである
「わんぱく相撲東備場所」をより多くの子供たちに参加していただき、今までにない特別
な大会にしたいと考えます。 又、多くの先輩方と現役メンバーとの交流が持てる様な
事業を行いたいと考えます。現役メンバーが2012年度をきっかけに、より成長するこ
とと信じます。
《会員拡大について》
私たちは青年会議所運動を実践し、明るく豊かな社会を築くために、多くの貴重な時間を
費やしています。しかしその声が、どれだけ社会に届いているでしょうか。私達は何のた
めに青年会議所運動を、実践しているのでしょうか。そして青年会議所の目的は何でしょ
うか。青年会議所は、そもそもどのような団体なのでしょうか。
この問いに対して、一人一人が明確に信念を持って他者に伝えることが出来なければ、私
たちの青年会議所運動は実体を持たないものと同一です。勿論そのようなことでは、社会
を変革することなど出来るはずなど有り得ません。
そして会員拡大も、大きく青年会議所の真価が問われるのです。会員一人一人が青年会議
所運動をしっかりと理解しよう。そして今、貴方の目の前にいる青年に青年会議所と
は何かを伝え、自らの言葉で入会させましょう。
《結びに》
我々は青年経済人であり、何より家族や地域を愛するまちのリーダーとして、社会的使命
を持った同志である。青年会議所の運動に誇りを持ち、同世代のメンバーが集まり、共に
行動することが新たな『明るい豊かな社会の実現』となる。
基本方針
1.会員拡大の実施
1.次世代のリーダー育成
1.会員の資質向上
1.公益法人制度に則した組織運営の実施