スローガン 

『 TAKE ACTION 』

2014年度 理事長提言

~ 知 行 合 一 ~

理事長所信

 

【はじめに】

 真に「知る」ということは、必ず「実行」を伴う。思っただけでは意味がない、必ず行動する。これは陽明学の命題の一つで「知行合一」という言葉の教えであります。
「知識をつけることは行動することの始まりであり、行動することはつけた知識を完成させることである。行なわなければ知っているとはいえない。知っていても行わないのはまだ知らないのと同じである。知って、行ってこそ、本当の知恵、真知である」

 

我々、青年会議所は普段の生活から感じる様々な問題意識を組織として行動に変え、活動エリアの市民が何かひとつでも新たな気付きを得て行動に移すきっかけとなる事、即ち地域のリーダーとアクティブ・シチズン(行動する市民)の育成が我々の使命であると感じます。これからも、地域に必要とされる青年会議所であるために、地域の特性を活かしつつ、志を共有しベクトルを同じにした運動を展開していくことで「明るい豊かな社会」の実現をめざします。


 

 

【誇れる地域創造】

私たちが活動する青年会議所エリアに誇れるものはありますか?

本年度はひとづくり地域創造委員会を新たに設け、「まちづくり」は「ひとづくり」からの原点を見つめ直し、地域の歴史・風土・文化を基盤としながら地域力を高める事業を展開することが必要だと考えます。活気に満ちあふれた地域を創造するためには地域を構成する「人」が集うことから始めなくてはなりません。地域のことを想い、愛する人々がより多く集う地域になる仕組みづくりに取り組む必要があります。

 

【青少年育成】

地域の未来を担う子供たちの健全育成のために、子供達自身そして子供達自身を取り巻いている環境を見つめ直し、様々な体験を通していろいろな気付きを得る事ができる事業を行うことが必要です。本年度も継続事業であります、わんぱく相撲をはじめ、スポーツを通じた青少年健全育成事業を実施し、心・技・体を備えるたくましい青少年育成を行います。地域社会で育む運動として、地域の子供たちは地域で育てていくことを大人が自覚し、地域社会全体で次世代を担う子供達の育成に努めます。

 

【会員拡大】

JCを取り巻く環境は厳しさを増していますが、この現象が経済情勢の悪化だけでは割り切れないことは事実であり、原因として青年会議所という組織自体の魅力を実感できないメンバーの増加や、地域の人々のニーズの多様化に起因していると考えられます。
この現状を打開するには我々、メンバー自らが楽しみながらJC運動に共に取り組む事が必要です。自分が楽しくなければそこからは何ら発展的思考や回りを惹き付ける行動力は生まれません。40歳という限られた時間の中、多くの事を感じ、学び そして共に行動できる仲間が集える青年会議所にしていきましょう。

 

【結びに】

他が為に、人が強い心で行動するとき
自分の持つ一番のちからが発揮できる
他が為に、人々の心を一つにし、ちから 漲る社会を創造しよう
今の世が、それをきれい事とする社会であるならば
我々は、その尊さを伝えることから始めよう
私たち青年こそが、日本の未来を創る
その思いは「明るい豊かな社会」へ繋がるはずだから

     
公益社団法人日本青年会議所
2010年代運動指針より抜粋

 

 

 

青年会議所活動の取り組みが、地域の未来の為になることを信じて。

 基本方針

  1.   1.  会員資質の向上
  2.   1. 活気に満ちあふれた地域の創造
  3.   1. 青少年健全育成の推進
  4.   1. 会員拡大