岡山県内の中小企業(製造業)のおける景況状況について
岡山県と(公財)岡山県産業振興財団では、県内の中小企業(製造業)における
景況状況について、アンケート調査を行いましたので、結果概要をお知らせします。
記
1 調査対象 岡山県内の中小企業780社に対して調査を行った。
2 調査方法 調査票によるアンケート方式
3 調査時点 平成25年5月1日(水)
4 回収企業 385企業(49.4%)
5 集計結果の概要
(1)稼働状況
稼働状況について、稼働率80%以上の企業が前回より1.1ポイント減の69.8%となっており、前回より増加している。
(2)景況判断
岡山県内企業の景況について、各設問のDI(前年同月比で「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業の割合を引いた値)を見てみると、「売上高(生産高)」は、前回より13.8ポイント増の-25.4ポイントとなっている。「受注量」は、前回より13.2ポイント増の-25.6ポイントとなっている。また、「受注単価」については、前回より1.9ポイント減の-30.1ポイントとなっている。「資金繰り」については、前回より2.8ポイント増の-18.1ポイントとなっている。「収益性」は前回より1.2ポイント減で-33.5ポイントとなっている。「雇用状況」は、前回より2.1ポイント増の-4.9ポイントとなっている。「設備投資」に関しては、前回より1.1ポイント減の-35.0ポイントとなっている。「売上高(生産高)」、「受注量」、「資金繰り」、「雇用状況」の設問で、DIの上昇がみられる。
(3)今後の見通し
今後の見通しDIとしては、「3ヶ月先の生産見通し」が前回より3.3ポイント増の7.0ポイント。「6ヶ月先の生産見通し」は、前回より4.9ポイント増の17.1ポイントとなっている。どちらの設問においても、DIの上昇がみられる。
問い合わせ先 公益財団法人岡山県産業振興財団 経営支援部 取引支援課
TEL(086)286-9670
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