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 社団法人 児島青年会議所2006年度 理事長あいさつ
【はじめに】 50周年を迎えて
 1956年7月5日設立。認証番号97。創立50周年と言う大きな節目を迎えました。
さて昨今の原油高騰や異常気象等、我々を取巻く環境は厳しい物が多々あります。その様な状況の中で、青年会議所の果す役割とはいったいどの様なものでしょうか。そして具体的には何をすべきなのでしょうか。児島青年会議所が産声を上げた50年前。1956年の日本、そして我々の住む児島はどの様な感じだったのでしょうか。その時代を青年として生きて来た方々は何を感じ何を思い、青年会議所を立ち上げたのでしょうか。
歴史は繰り返すと言われています。
今一度原点に立ち返って、その瞬間に触れる事により次世代への力を蓄え、実行に移そうではありませんか。

【歴史を振返る】
 児島青年会議所の設立された1956年、時代は高度成長期へと向かっていた事でしょう。繊維業、塩業、漁業の盛んだった児島には、各地から集団就職で多くの若者たちが、集ってきたのです。工業と共に商業も栄え、数々の商店が賑わい児島の町は活性の頂点へと向かって行ったのでした。しかし、オイルショックが起こり、設備の近代化等から急速に企業から人が減ってきたのです。街は徐々にその姿を変えていきました。その後瀬戸大橋建設と言う世紀の大プロジェクトが始まりました。再び児島の街には、多くの人が集まり賑わいを取り戻したのです。しかし完工と共に、また人々はそれぞれの地へと去ったのでした。栄枯衰勢を繰り返しながら、それでも街は存続し発展し続けているのです。 児島の地に根ざした活動を続ける、JCにとって街の今を知ることはとても大切な事ではないでしょうか。

【常に前進】
 時は常に動いています。何もしなくても時が止まって待っていてくれる事はないのです。常に時は進み時代は移り変わってゆくのです。 Jayceeとして活動できるのは、20歳から40歳までの最大でも20年間です。しかし現在ではそのすべてをJayceeとして活動する方は少ないどころか、皆無ではないでしょうか。例えば、入会して10年間の時間があるとしましょう。その間で町のために、自分のためにいったい何が出来るのでしょう。あまり考えすぎても石橋を渡り損ねます。かと言って大切な時間、無駄に過ごす必要もありません。JayceeらしくJCならではの活きた時間を大切にしようではありませんか。

【活き生きと】
 人が一生のうち一番輝いているのは、いつなのでしょうか。それは人によってそれぞれ違いがあるのです。ですが、その輝きを得る為にはやはり青年期の生き方がとても大切なように思います。教育期間を経て自立するとき、人は時として壁にぶつかります。その壁は決して誰も壊してくれない。自分で壊し、乗り越えて行かなければならないのです。ですが昨今の社会では、それをすることが出来ず無気力になり、あろう事か社会がそれをニートなどと言う言葉で、ともすれば肯定してしまう。それでは輝きを得ることなんて到底不可能です。我々は今こそ若い少年らと共に、次代に向かっての歩みを一歩一歩進んでいかなければならないでしょう。

【Touch and Go】
 多角的に物事を判断しなければならない我々JCメンバーは、50周年を迎えてこれからのLOMの方向性がどうあるべきか、今一度原点に立ち返って考える必要があると思います。
どんなにパワーがあってもどんなに思いを蓄積しても、飛び続けることは困難なことです。
大きな節目の今年だからこそ、新たなるエネルギー充填のため、着陸しようではありませんか。そこには多くの先輩たちが残してくれた財産があるはずです。それを見極め、参考にしてこれからの活動の源を探るのです。ですが、とどまる事は禁物です。より大きなパワーを出すべく、すぐに飛び立つのです。

【Go】
 「人生如夢」まさに人生とは夢の如しで、人には全く同じ時間が与えられているはずなのに、その使い方によって一生を、大きく変えてしまう。どこにその違いがあるのでしょうか。どのように自分の人生を楽しむか・・・それは人それぞれ奥の深いテーマなのかもしれません。人生のひと時をJayceeで思いのまま活動する事も、貴重な経験となるはずです。
時を無駄に過ごさないために。充実した人生にしようではありませんか。
そしてその事を、次代へつないで行こうではありませんか。
「Touch and Go」さらなる飛躍・・・児島JC50周年決議の採択へ。

第51代理事長 松井 克爾

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