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 社団法人 児島青年会議所2008年度 理事長あいさつ

【はじめに】
 日本における青年会議所の歴史は、1949年に東京青年商工会議所の設立からはじまりました。我が児島青年会議所は1956年7月5日に志を同じうする先人達により、日本で97番目の会員会議所として発足しました。児島青年会議所の発足以来「修練・奉仕・友情」の三信条を理念として「明るい豊かな社会」の実現を目指し、その時々の時代背景に即した様々な運動に取り組んでまいりました。


【変 遷】
 戦後の荒廃の中から日本再建の為にJCが社会から必要とされていた時代をから、目覚ましい復興を遂げ経済大国といわれるまでになりJCの力が最大限発揮できた時代を経て、バブル経済の崩壊後現在の混沌とした社会の中で、様々なNPO法人やボランティア団体が作られJCもある時代へと移り変わってきました。JCもある時代となった現在、青年会議所は今後どのような活動・運動を行っていくべきか、今JCに必要とされているのは何なのかを会員が今一度考え活動していかなければならない時期にきているのではないでしょうか。

【初 志】
 会員ひとりひとりの入会動機は必ずしも同じではありません。しかしながら入会してから活動していく中で少しずつではありますが、青年会議所がどのような団体なのか、また何をしている団体なのかが理解できてくると思います。我々会員が同じ志を共有することで一人では出来ない事が百人ででき、百人では出来ない事が千人ででき、千人で出来ない事を全国四万人をも超える同士が連携し志を一つにする事で、地域の発展、曳いては国家・世界平和の為に同じ理想と使命感を持ち、活動・運動に取り組んでいかなければならないその事を会員個々が初心にかえり、今一度目的意識を明確にする必要があるのです。

【進 化】
 児島の地に青年会議所が発足し、52年間に渡り、地域の先頭にたって活動をしてまいりましたが、近年の青年会議所活動を振り返ってみると、すばらしい事業の陰で会員がその事業に対して多くの時間や労力を費やしているのも事実ですし、その代償として会員自身が犠牲にしてきたものも少なくはないでしょう。我々は事業を成功させる事で満足感は得られていますが、ではその事業は誰のために何が目的で、またその目的は本当に達成しているのかを今一度検証してみるべきではないでしょうか。決して、我々の自己満足的な事業にしてはなりません。地域のリーダー的存在であり続ける為に、我々の行う事業がそこに暮らす人々からの信頼と負託に応えるものでなければならないのです。我々自身も住み、そして愛する児島にJCが必要不可欠な団体であるというJCの存在価値を追求し、常に時代に即した組織として進化し続けていかなければなりません。
 また、2008年12月には公益法人制度改革に関する法律が施行されますが(社)児島青年会議所もここ数年議論を行いLOMとして公益社団法人各取得という方向性を明確にし準備を行っています。もちろん公益事業比率という数値的基準など大きな問題点等ありますが、その事を重要視するあまりに児島青年会議所設立時の先人たちの思いを忘れてはなりません。その事を十分踏まえた上で「公の利益」を更に追求し、今まで以上に事業内容も含め真の組織進化を目指します。

【おわりに】
 (社)児島青年会議所の創設以来52年間の歴史と伝統の重みを会員一人ひとりが胸に秘め、たゆまぬ情熱とさらに高い志と誇りを持ち、それを結集して地域へ発信していく事で"まちづくり"地域の活性化、"ひとづくり"未来に希望を持てる青少年の育成"そしきづくり"会員の志気及び資質の向上、更には青年会議所の存続に大きく関わる会員拡大に繋がるものと確信しております。2008年度は様々な活動・運動を地域に幅広くアピールしていくと共に、市民の声、地域からの要望を吸収し市民目線で物事を考え、今我々が地域の為、国家の為、世界平和の為に何をするべきなのかを問題提起し、地域と共に問題を解決していく事ができれば青年会議所の存在価値がさらに高まっていくのではないでしょうか。青年会議所会員は何事にも率先して行動する事に意義があります。自らがその自覚を持ち「明るい豊かな社会の実現」に向け情熱を注いでいきましょう。

第53代理事長 三村 和成

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