活動実績

2012/10/19(金) 第94回岡山県医用工学研究会セミナー

第94回 岡山県医用工学研究会 平成24年度 第2回セミナー・交流会

高齢化日本のヘルスケア

【日 時】 平成24年10月19日(金) 13:30~19:00
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス
       セミナー:地域医療人材育成センターおかやま3階講義室(MUSCAT CUBE) / 交流会:カフェテリア・バンビ
【参加費】 セミナー:無料 / 交流会:1,000円(非会員3,000円)

【共 催】 特定非営利活動法人メディカルテクノおかやま
【後 援】 (独)科学技術振興機構産学官連携ネットワーク部、日本生体医工学会中国四国支部


◆プログラム
1.開会挨拶 13:30~13:40
 岡山県医用工学研究会会長・NPO法人メディカルテクノおかやま理事長 公文 裕巳

2.講演
①「経済産業省における医療・福祉機器産業政策について」 13:40~14:40
 経済産業省商務情報政策局 ヘルスケア産業課医療・福祉機器産業室 室長補佐 濱田 祐治 氏

 医療機器をはじめとする医療関連産業の成長を後押しするために、政府では「医療イノベーション5か年戦略」を取りまとめた。当省は、医療現場のニーズに応える医療機器開発や、革新的な医療機器の研究開発の支援など、5か年戦略に基づく医療機器関連の施策を推進し、我が国の医療機器産業の競争力強化に貢献していく。その具体的取組みについて紹介する。

②「ホームメディカルケアによる新しい生活習慣病管理の仕組み作り」 14:40~15:40
 オムロンヘルスケア株式会社 学術技術部専門職 白崎 修 氏

 わが国の医療財政は年々ひっ迫の度合いを増しており、生活習慣病の発症・重症化予防は国民的課題である。健康の自己管理は最も身近で、広範な効果が期待される抜本策の一つと言える。本講演では、生活習慣病管理の中心をなす血圧管理を例にとり、ICTを応用した自己管理技術、医療との連携、さらに関連学会との協働によるエビデンス構築や啓発の新しい取組み事例を紹介する。

【休憩】 15:40~15:55

3.特別講演 15:55~17:10
「特定健診と在宅健康管理システム 新しいビジネスモデル構築のために」
 大阪電気通信大学 医療福祉工学部 特命教授 田村 俊世 氏

 2008年4月より生活習慣病の予防のため、特定健診制度が開始された。特定健診・特定保健指導のためにWEBを用いた問診や在宅健康管理機器を併用したシステムが開発され運用されている、しかし、ビジネス的には成功したと言い切れない。今回、いくつかのシステムの概要、その問題点について解説する。さらに最近の興味ある健康管理機器と今後、望まれる機器はどのようなものがあるか、世界的動向を含めて述べてみたい。

■ 交流会 17:30~19:00


◆参加者 セミナー 63名  /  交流会  31名
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