活動実績

2011/08/24(水) 第42回メディカルテクノおかやま・サロン

第42回 メディカルテクノおかやま・サロン

(講演と意見交換の会です)

X線を用いた生体機能解析法

川崎医科大学生理学教室 教授 毛利 聡 氏

川崎医科大学生理学教室の毛利聡先生に「X線を用いた生体機能解析法」と題して話題提供して頂きました。
SPring-8の強力なX線を用いて観察した、心筋細胞のアクチンーミオシンのクロスブリッジの動態観察や眼の水晶体の機能評価について、素晴らしい画像を用いて講演して頂きました。参加者21人の盛会でした。 (奥野健次)

 
【日 時】  平成23年8月24日(水) 18:00~19:00
【場 所】  岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階
【参加費】 無料

◆概要
 X線は波長が1pm~10nmの電磁波であり、可視光に比べて透過性が大きい性質を利用して臨床領域でもX線単純撮影やコンピュータ断層像として広く活用されています。高い透過性以外にも、X線の波としての性質を「回折」や「位相差」として利用すると、これまで計測することが出来なかった生体の機能を定量する事が可能になります。今回は、筋肉の分子モーターであるアクチン・ミオシンの架橋形成動態と、形状と内部密度によって光を屈折させ網膜に結像させている水晶体の機能評価法について紹介させて頂きます。


◆参加者 21名
 

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