新たな医療産業の創出を目指す、産・学・官の連携組織　特定非営利活動法人 メディカルテクノおかやま

第７６回　メディカルテクノおかやま・サロン

（ミニ講演と意見交換の会です）

骨格筋の収縮機能を評価する～筋音センサの実用化に向けて～

岡山大学大学院　ヘルスシステム統合科学研究科　教授　岡 久雄 氏

【日　時】　平成31年3月11日（月）　18:00～19:00
【場　所】　岡山大学鹿田キャンパス　総合教育研究棟1階　データ解析検討室
【参加費】　無料

◆概要
わたしたちの身体には、心臓や内臓をはじめ、大小含めて約600を越える筋肉が存在します。これらの中で意識して動かすことができる骨格筋が十分なパフォーマンスで収縮できているかどうかを検査するためには、生化学検査（バイオプシー）に加えて、徒手筋力や「筋電図」測定を行います。しかし、筋が収縮すると、その内部からせん断波が体表に伝わるので、皮膚表面に置いた、加速度計や変位計で「筋音図」の測定ができ、これは筋の収縮パフォーマンスを反映するものです。
サロンでは、筋音図計測のセンサ開発やリハビリ、スポーツ分野等への応用例について紹介します。

◆参加者 ２２名