活動実績

2019/10/04(金) 第119回 岡山県医用工学研究会

第119回 岡山県医用工学研究会 令和元年度 第2回セミナー・交流会

生体を“はかる、みる”

【日 時】令和元年10月4日(金) 13:30~18:50
【場 所】岡山大学鹿田キャンパス
      セミナー:臨床講義棟2階 第二講義室
         交 流 会 :医学部記念会館内 カフェテリアバンビ
【参加費】セミナー:無料
      交 流 会 :会員1,000円(非会員3,000円)

【共 催】NPO法人メディカルテクノおかやま
【後 援】岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産学官連携センター、日本生体医工学会中国四国支部


◆プログラム
1.挨拶
  13:30~13:35
岡山県医用工学研究会 会長 成瀬 恵治

2.話題提供
(1)「岡山県 企業と大学との共同研究センターの開設について」
  13:35~13:55  
岡山県 企業と大学との共同研究センター コーディネーター 尾本 哲朗 氏

岡山県が主体となり岡山大学津島キャンパスに、本年10月1日に新設予定の岡山県 企業と大学との共同研究センターについて、その目的や活動内容について紹介する。
 
(2)「次世代医療機器連携拠点整備等事業の採択について」  13:55~14:25
岡山大学病院 新医療研究開発センター 准教授 櫻井 淳 氏

AMEDの令和元年度の次世代医療機器連携拠点整備事業に、本年7月岡山大学が採択された。これまでの5年間の実績をもとに医療機器開発人材の育成とさらなる医療の発展を目指す同事業の目的や活動内容について紹介する。

3.講演
(1)「ぱちんこ遊技中における遊技者の興奮の定量化と高齢者リハビリ手法への応用」 
14:25~15:15  
川崎医療福祉大学 医療技術学部 臨床工学科 教授 茅野 功 氏

ぱちんこ遊技中における遊技者の興奮の程度を評価されたことはない。本講演は、ぱちんこ遊技中の心拍数の変化から興奮の程度を検討し、その嗜好性の高さを利用した高齢者のリハビリツールとしての可能性を検討する。

【休憩】 15:15~15:30

(2)「ネックバンド型ハイブリッドセンサによる循環器・呼吸器系のモニタリング」 15:30~16:20
大阪電気通信大学 医療福祉工学部 医療福祉工学科 教授 松村 雅史 氏

頸部付近に生体用電極、光センサ、音響センサなどを配置したネックバンド型ハイブリッドセンサを開発しました。本講演では、心電図、SPO2、呼吸などのモニタリング、SASの簡易検査、笑いとストレスについて研究成果を紹介します。

(3)「多元情報による早期肺がん・肺気腫の病態解明と臨床利用」  16:20~17:10
徳島大学 名誉教授・客員教授 仁木 登 氏

本研究は、多元情報(低線量CT画像・高精細CT画像・放射光マイクロCT画像・病理画像・遺伝子情報)を用いて肺がん・肺気腫の病態をミクロからマクロレベルの画像を解析して高度な臨床利用を推進している。この中で、放射光大視野顕微CTを用いてミクロレベルの肺の成長と肺気腫の発症・進展機序を定量的に解明し、これらに基づいた高度肺気腫診断の創成を図っている。

4. 交流会 17:20~18:50

◆参加者 セミナー 36名 / 交流会 19名
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