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2020/10/01 第122回 岡山県医用工学研究会(オンラインセミナー)衛生学研究の最前線

第122回 岡山県医用工学研究会 令和2年度第1回セミナー(オンライン開催)

「衛生学研究の最前線~産学連携への道筋」

【日時】2020年10月1日(木)14:00~16:05
【開催方法】Zoomミーティング      
【参加費】無料

◆プログラム                               
1 開会挨拶(14:00~14:05) 
 岡山県医用工学研究会 会長 成瀬 恵治

2 セミナー(講演と質疑応答) 
 座長:川崎医科大学 衛生学教授 大槻剛巳 氏

【1】包括的免疫機能解析に基づく各種診断デバイスの開発 -“がん予知”の有る未来に向けて-(14:05~14:35)
川崎医科大学 衛生学 准教授 西村 泰光 氏

 悪性中皮腫は石綿曝露により発症し、我が国では中皮腫患者が現在増加しており、建物解体や災害に由来する石綿曝露は今後も続く。そこで、包括的免疫機能解析から石綿曝露と中皮腫を予見する免疫学的スクリーニングデバイスの開発を行った(特許出願済)。また、健康長寿社会の実現に向けて、遺伝子発現量に基づく次世代のNK細胞機能指標“NINKスコア”も開発した(特許出願済)。
  
【2】水の持続可能な利用と安全な食品確保に向けた医工融合によるイノベーション(14:35~15:05)
名古屋大学大学院医学系研究科 環境労働衛生学 助教 橋本 和宜 氏

 安全な水を含む食品の確保は、開発途上国だけでなく、 日本を始めとする先進国においても健康と持続可能な発展のために必須です。そこで、まず水中の有害物質を浄化・除去するための技術を紹介いたします(特許取得済及び特許出願中)。次に、特許出願中の脱毛技術に関するシーズも紹介させていただきます。

【3】哺乳動物細胞でのCRISPR/Cas13-gRNA設計方法(15:05~15:35)
川崎医科大学 衛生学 特任講師 伊藤 達男 氏

 バクテリアにおいて、CRISPR/Cas13のRNAヌクレアーゼ活性は標的RNAの二次構造に依し、一本鎖(SS)領域で発揮される。我々は実験的な構造シーケンスデータと予測構造モデルを統合することにより、ヒト細胞株においてCas13でRNAを標的するのに合理的なgRNAデザイン方法を実証した。

【4】Withコロナ時代にマッチした「非接触型健康増進刺激」を創出するための医工連携研究(15:35~16:05)
名古屋大学大学院医学系研究科 環境労働衛生学 教授 加藤 昌志 氏

 まず、日本人の健康寿命を短縮させる健康寿命短縮疾患(1 ロコモティブ症候群・2 メタボリック症候群・3 認知症)を、食事制限・運動等の節制無しに、知らず知らずのうちに予防できる環境(空間)を創造する技術を紹介いたします(特許PCT出願中)。次に、特許を取得している美容(発毛/脱毛/白髪/肝斑/美白関連)及びヘルスケア(難聴予防)のシーズも簡単に紹介させていただきます。

【主催】岡山県医用工学研究会
【共催】NPO法人メディカルテクノおかやま【後援】岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産学官連携センター、日本生体医工学会中国四国支部   

◆参加者
 オンラインセミナー 56名   
  
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