活動実績

2010/01/28(木) 第83回岡山県医用工学研究会シンポジウム

第83回 岡山県医用工学研究会 平成21年度 シンポジウム・交流会

交流会には30名の方にご参加いただき、報告者も交えてご歓談いただきました。

【日 時】 平成22年1月28日(木) 13:30~18:30
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス
       シンポジウム:入院棟11階 カンファランスルームC / 交流会:れすとらん・すずらん
【参加費】 シンポジウム:無料 / 交流会:会員1,000円(非会員3,000円)

【共 催】 特定非営利活動法人メディカルテクノおかやま
【後 援】 独立行政法人科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ広島、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)、日本生体医工学会中国四国支部

◆プログラム
1.開会挨拶 13:30~13:35
 岡山県医用工学研究会・NPO法人メディカルテクノおかやま理事長 公文 裕巳

2.話題提供シリーズ
①シスメックスの会社概要,および研究開発のご紹介
 13:35~14:15
 シスメックス株式会社 研究企画本部R&D略部部長 久保田 文雄 氏

 当社は、創業以来、「技術」を源泉に、血液や尿、細胞などを採取して調べる検体検査を事業の中心として、豊富な製品やソリューションを世界中の医療に携わる皆様へご提供しています。今回の講演では、事業展開の歴史やグローバル展開の状況を含めた会社概要、および当社が強みとする「技術」と研究開発活動についてご紹介します。

②「医薬品開発におけるニワトリバイオ技術の活用」  14:15~14:55
 株式会社 広島バイオメディカル 代表取締役社長 豊浦 雅義 氏

 抗体医薬品の開発は国内外で加速しており、多くの疾患においてその有用性が実証されている。本シンポジウムでは、抗体医薬品の課題である「抗体創成」および「抗体製造」における課題に対して、弊社ニワトリバイオ技術の活用による課題の克服に焦点を当て、弊社の事業展開をご紹介する。

③「ヒト人工染色体ベクターと起業」 15:10~15:50
 株式会社 クロモセンター 代表取締役 松岡 隆之 氏

 ヒト人工染色体ベクターの事業化を中心に、1)株式会社クロモセンターの会社概要を紹介するとともに、2)ベンチャー起業の面白さと難しさ、3)これからベンチャーを起業しようとしている人へのアドバイス等をお話する。

3. 特別講演
「生体分子イメージング~病気の予兆をとらえる最新の画像技術~」 
15:50~16:45
(独)理化学研究所分子イメージング科学研究センター チームリーダー 尾上 浩隆 氏

 最近、がんの画像診断などに良く使われている陽電子断層撮像法 (positron emission tomography, PET)は、人の体内を傷つけることなく“そのまま”の状態で病巣の位置や大きさ、状態を画像として表現することを可能にする技術である。PETは、ポジトロン放出核種といわれる短半減期放射性同位元素を用いており、高感度で多様性があり、様々な病気の早期発見や診断、薬の評価や創薬への応用が可能である。本講演では、現在、私達がおこなっている研究の一端をご紹介しながら、最新の画像診断技術について解説する。

■交流会 17:00~18:30


◆参加者 シンポジウム 46名  /  交流会 31名

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