活動実績

2007/07/13(金) 第12回メディカルテクノおかやま発表会

メディカルテクノおかやま第12回発表会・交流会

日  時:平成19年7月13日(金) 16:00~19:00
場  所:発表会~岡山大学附属図書館鹿田分館3階講義室
         交流会~岡山大学医学部記念会館2階会議室
Ⅰ.発表会
     
16:00  開会挨拶  メディカルテクノおかやま会長
            岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授 公文 裕巳
 
16:05  「ペプチドや蛋白質の蛍光標識と分子イメージングへの応用」
           岡山大学大学院自然科学研究科 教授 宍戸 昌彦 氏
 
ペプチドや蛋白質の蛍光標識はすでに広く行われている。本講演では蛍光標識法を多成分化する新方法と、その分子イメージングへの応用可能性について述べる。
 多成分蛍光法は、20種類程度の蛍光基の濃度を同時に定量する方法である。これは多種類の標識ペプチドの混合物から標的蛋白質や細胞に強く結合するものを見出す新技術である。その原理と現在の到達点について講演する。
 
16:40 「国産蛍光タンパク質の開発 およびタンパク質間相互作用解析への応用」
           Amalgaam 有限会社 技術開発部 部長 唐澤 智司 氏
 
オ ワンクラゲから単離された緑色蛍光タンパク質(GFP)は分子生物学をはじめ、いろいろな分野で使用されている。我々も日本近海のサンゴ類から多くの蛍光 タンパク質を単離、改良してきた。蛍光タンパク質の性質、また、それらを用いたタンパク質間相互作用解析法について紹介する。
 
17:15  「島津製作所の分子イメージング事業への取り組みについて」
      株式会社島津製作所 基盤技術研究所・主幹研究員 小関 英一 氏
 
分 子イメージング技術はがんなどの疾患の超早期診断のみならず、創薬支援の重要なツールであるが、遺伝子解析・蛋白質解析技術などの分析技術と従来のX線に よる形態画像診断技術を含む医用診断技術との融合が不可欠である。島津製作所のPETを中心にした分子イメージング関連事業への取り組みについて紹介す る。
 
17:50  閉会
 
Ⅱ.交流会  18:00~19:00

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