活動実績

2008/02/20(水) 第14回メディカルテクノおかやま発表会

メディカルテクノおかやま第14回発表会・交流会

日  時:平成20年2月20日(水) 15:30~19:00
場  所:発表会~岡山大学附属図書館鹿田分館3階情報実習室
       交流会~岡山大学病院構内食堂すずらん
 
Ⅰ.発表会
     
15:30  開会挨拶  メディカルテクノおかやま会長
                   岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授 公文 裕巳
 
    
15:35 「携帯電話機を利用したリアルタイム情報収集システムの開発について」
         岡山大学病院総合患者支援センター 副センター長・准教授 岡田 宏基 氏
 
主 観的情報である不安や抑うつなどの感情や、喫煙や食行動などの行動情報を、記憶に頼らずリアルタイムに記録する手段として、既に広く利用されている携帯電 話のメールおよびWeb参照機能を用いるシステムを構築した。携帯電話機側のプログラムは不要で導入は容易に行え、その利用により、日々の詳細な情報に基 づく患者個々に応じた適切な治療や指導を行うことが可能となる。
 
16:10  「振動計測技術で生体機能を測る」
           岡山大学大学院保健学研究科 教授 岡 久雄 氏
 
医 用生体計測の分野に工学技術、特に振動計測技術を応用すると、これまで定量化できなかった量が数値化できるようになる。例えば、皮膚や筋の硬さ、生体イン プラントの緩み評価が可能になり、さらに筋電図に代わって筋音図(MMG)を用いると、筋の収縮機能を簡便に評価することができるようになる。生体に振動 を加えて計測する方法、生体から発生する振動を計測する方法などを紹介する。
 
16:45  「手術ロボットの開発」
           ナカシマプロペラ株式会社 常務取締役 中島 義雄 氏
 
手 術ロボットは、その精密な動作の実現により、高度医療への貢献が期待されているが、欧米で実用化され臨床に応用されている例では、依然として多くの課題を 抱えている。当社のメディカル事業部では、低侵襲で高精度の手術ロボットの開発を目指しており、その開発経緯を中心に、現状を報告したい。
 
17:20  「パナソニック四国エレクトロニクス(株)のヘルスケア事業への取組み」
      パナソニック四国エレクトロニクス株式会社 開発部門 ヘルスケア開発センター 所長 川淵 正己 氏
 
松下電器グループのヘルスケア事業ドメインである弊社の、ヘルスケア事業4分野(バイオセンサ事業、医用画像事業、アンチエージング事業、ヘルスケアネットワーク事業)について、それぞれの事業の中核商品とそれを支える技術を紹介する。
 
18:00  閉会
 
Ⅱ.交流会  18:10~19:00

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