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2006/06/06(火) 第12回メディカルテクノおかやま・サロン

第12回 メディカルテクノおかやま・サロン

(講演と意見交換の会です)

機能的MRIと脳波の同時計測技術の現状と今後の展望

岡山大学大学院自然科学研究科 水原  啓暁 氏


ご覧になった方も多いと思いますが、先月NHKで放映された(昨年末にも同様の番組がありました)立花隆さんがキャスターをされた特別科学番組で、患者さんの脳波信号によりリモコンで操作できる義手に関する研究が紹介されていました。将来、医療・福祉の領域で大変有用な研究と感じました。今回の水原先生のご研究はそれに関連する基盤技術であるブレイン・マッピングに関するものです。水原先生は昨年秋に岡大に赴任されたばかりの新進の研究者です。共同研究者 を探しておられます。多数の研究者にご参加いただき、水原先生と議論していただき、そこから共同研究の芽が生まれれば主催者としてうれしく思います。
今回は25名の方にご参加いただきました。泌尿器科や脳神経外科の院生の方にもお越しいただき、多数の質問が飛び交う盛況な会となりました。

【日 時】 平成18年6月6日(火) 18:00~19:00
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階 医歯工学先端技術研究開発センター オープンラボラトリーD 第5・6区画
【参加費】 無料

◆概要
 21世紀は「脳の世紀」と称さ れるほど、世界的に脳科学研究が推進されている。その中でも機能的MRIは、1990年の小川誠二博士による基本原理の発見以来、今日の脳機能研究の発展 に大きく寄与してきた。しかしながら、機能的MRIIで観察する活動は、局所神経活動に伴う血流変化に起因する信号であり、空間分解能は高いものの、原理的 に時間分解能の向上には限界がある。そこで我々の研究では機能的MRIを、時間分解能に優れた頭皮脳波と同時に計測することにより次世代の脳機能計測技術 を確立した。
 講演では、この機能的MRIと頭皮脳波の同時計測の解析技術を紹介するとともに、福祉機器への技術応用として開始しているブレイン・コンピュータインタ フェースの研究や、医学診断技術への応用の可能性を紹介する。


◆参加者 25名

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