活動実績

2005/12/13(火) 第8回メディカルテクノおかやま・サロン

第8回 メディカルテクノおかやま・サロン

(講演と意見交換の会です)

健康保険組合における生活習慣病対策について-レセプトデータや健康診断データの活用-

三菱化学株式会社 水島事業所 総務室 健康管理センター 兼 健康保険組合 堀内 正巳 氏


岡山大学医学部保健学科の先生方を中心に22名の方にご参加いただきました。

【日 時】 平成17年12月13日(火) 18:00~19:00
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階 医歯工学先端技術研究開発センター オープンラボラトリーD 第5・6区画
【参加費】 無料

◆概要 
 医療改革の中で、中長期的な課題として生活習慣病対策が取り上げられている。この対策には、一次予防から三次予防の連携した総合的な健康管理体制の構築が必要であり、その中で健康保険組合の役割として、保険者機能の強化が求められている。そして、健康保険組合において実効性ある対策をするためには、エビデンスに基づいた健康管理(EBH)が必要とされて いる。
 堀内氏は三菱化学・水島事業所を中心とする従業員の健康診断データおよびレセプトデータを詳細に解析され、上位20%の患者さんが治療費の80%を占めることをデータとして証明されている。これらのデータ解析には、堀内氏が開発に参画し、三菱化学が開発した「健康診断管理システム」が有効に活用されている。さらに、最近ではこのシステムに予防管理システム(特に糖尿病と合併症)を組み込む新しい取り組みも始められている。
 また、遠隔医療システムにも興味をお持ちで、上記健康診断管理システムと遠隔医療システムを組み合わせた従業員・診療所・医療施設のコミュニケーション・システムの構築もめざしておられる。
 また、遠隔医療に関し大学等との共同研究を希望されている。


◆参加者 22名

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