活動実績

2005/11/22(火) 第7回メディカルテクノおかやま・サロン

第7回 メディカルテクノおかやま・サロン

(講演と意見交換の会です)

病的声帯振動の簡易可視化法

岡山大学大学院自然科学研究科 出口 真次 氏


岡山大学医学部保健学科の岡久雄先生や北脇知己先生、学生さんも含め14名の方にご参加いただきました。

【日 時】 平成17年11月22日(火) 18:00~19:00
【場 所】 岡山大学鹿田キャンパス 総合教育研究棟1階 医歯工学先端技術研究開発センター オープンラボラトリーD 第5・6区画

◆概要
 声帯の基本振動数は数100Hzであり通常のビデオ カメラでは観察できない。そのため喉頭ストロボスコピーが用いられているが、声帯振動数が単一の基本振動数を有する場合しか観察できず、複数の基本振動数が現れる疾患時の振動観察には適していない。
 出口先生は、音声波形の高速フーリエ変換、複数色のストロボ照射、画像処理技術を組み合わせた新しいストロボ観察方法を考案され、声帯の病変部位を可視化する「新しい病的声帯の簡易可視化法」を開発された。先生は今後、医学系研究者と動物実験、臨床研究などの共同研究を希望されている。


◆参加者14名

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