学術研究、専門・技術サービス / 倉敷市
佐藤プランニングでは3Dスキャン技術を用いたモデリングの作成と図面化、森林・山林の3D計測・図面作成製作までの一貫した作業すべてお受けしております。【岡山県レーザースキャナ・倉敷レーザースキャナ】【岡山県 森林計測 全国】
レーザースキャナは計測した対象の特徴をそのままデジタルデータ化が可能で、デスク上で再現が可能なほか、計測データを基に汎用3DCADデータを作成することもできます。
プラント計測
――例えば、既存建築物や設備の増改築を行うにあたり、以前の竣工図等を紛失してしまった。
――改修が反映されていなかった。
――既存設備に新規で配管を通したいが、既設配管に干渉しないかを知りたい。
のような場合、改修等の対象物およびその周辺の計測を改めて行う必要がでてきます。しかしながらいざ計測しようという段になって、自重や溶接によって生じた歪みにより計測困難であったり、設備が稼働中のために危険個所として定められ、立ち入りに制限が設けられていることがあります。
なかなか進展しない作業に、嵩むコスト。そのように悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時は弊社にご相談ください。
リモートセンシング技術による計測、取得したデータの合成と3Dモデルの構築、モデルからの図面化。
ICT(情報通信技術)を活用し、あなたのお悩み解消を全力でお手伝いいたします。
森林計測
――放棄林。その言葉が生じてから、既に四半世紀が経つでしょうか。
その対策に加え、世界環境の悪化防止への取り組みの一環として、また国内産業の活性化といった多面的な効果を期待され、森林経営管理制度がスタートしたのが2019年4月のことです。
これは放置および放棄された森林の所有者と意欲ある林業経営者とを、市町村が間に立って結び付け、あるいは主体となって管理を行うことにより、災害に強い森林へと環境の健全化をはかるとともに、分散化している事業地の集積・集約化を行うことによる林業の効率化と成長を目的としています。
弊社はICT(情報通信技術)を活用した森林データの収集・分析を通し、この制度に伴う業務の省力化・低コスト化をお手伝いいたします。
企業名 | 合同会社佐藤プランニング(サトウプランニング) |
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住 所 |
〒710-0142 岡山県倉敷市林2035-6 |
電 話 | 086-486-1570 |
FAX | 086-486-1571 |
代表者 | 佐藤 真一 |
創 業 | 2012年 |
資本金 | 30万 |
従業員数 | 3人 |
年 商 | 6000万 |
1.)プラント計測
三次元計測からCADモデル、施工図作成まで
リモートセンシング技術を用いた計測
弊社が導入しているリモートセンシング(遠隔探査)技術を用いた計測では、その言葉が示す通り計測対象物に触れる必要がありません。この利点は、計測対象物が高温の場合には冷却時間を省き、高所であれば足場の設置数を減らすなど、それらに伴う労力とコストを削減すると同時に、安全性の確保向上が見込まれることにあります。
また弊社が主軸としている地上据置型3Dレーザースキャナー「RTC360」による計測では、最大で130メートルの計測が可能なミドルレンジタイプでありながら、計測データにRGB情報を付帯させるための全天球HDR撮影を行った場合においても2min/1scanの高速計測が可能です。
これは計測区域の危険性を考慮し、稼働させている設備の運転を止める必要がある際、その時間が最小限に抑えられることを意味します。
計測データからの3Dモデルの作成
3Dレーザースキャナーで計測したデータは合成処理が施され、パソコン上で実際の景色と同じように3D空間として構築されます。
構築されたデータはそのままでも距離の計測等を行うことは可能ですが、より実用的で高精度な形にするため、配管や型鋼などそれぞれに対して適したCADを用いて3Dモデルを作成します。また増改築や改修をする上で、新たに製作する部材の作りやすさを考慮したモデリングや、現況のままのモデリングなど、用途に応じた作成が可能です。
計測データ(現況)と作成モデル(施工予定)を照らし合わせることにより、この段階で設計に無理がないかの干渉チェックも行えます。
3Dモデルからの図面化
作成した3Dモデルから図面を起こすことにより、例えば平面図や立面図、断面図等の意匠図を一枚ずつ書き上げる必要がなくなります。往々にして設計変更とは起こるものですが、その場合にも3Dモデルの修正を行うだけでよく、図面一枚一枚に加筆修正する必要がありません。
また3Dモデルの作成手法にもよりますが、規格情報を持たせたモデルであれば詳細図や軸組図、施工図の作成等においても、従来に比べてより低コストでの作成が可能になります。
2.)森林計測
その資源、次の未来へ繋ぐために
胸高直径や材積など、資源価値を分析するうえでより高精度なデータが必要な地点および地域では、地上据置型や、地上移動型の3Dレーザースキャナーを用いて森林内部の計測を行います。
据置型では移動型よりも時間はかかりますが、マーカーと呼ばれるターゲット球やGNSS等の座標取得を用いることにより、もっとも精度の高いデータを得ることが可能です。
移動型の場合は、地上計測における速さがなによりもの利点になります。単純なコスト比の話とはなりませんが、従来の毎木調査のおよそ30分の1ほどの功程で全計測が実施できます。
AIによる自動分析
計測したデータをAIの自動分析にかけ、各種数値を算出します。胸高直径・樹高・材積・矢高などに加え、等高線などの情報も得られます。
分析したデータからは必要となるデータだけを抽出し、また付帯させる数値やコメントを入力し、業務に活用するうえで適した形へと整えていきます。
データの活用方法
材積値を集計して森林資源の価値を算出するのはもちろんのこと、実際の地図座標へと座標点の落とし込みを行い、樹木の一本一本に対応した保育管理用データとしてもご活用いただけます。
またドローン空撮で取得したオルソ画像や、地上型3Dレーザースキャナーで得られた点群データを転用することで、森林整備事業における申請・検査の資料として、あるいは事業説明時の直感的な資料としてもお使いいただけます。