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File.44  株式会社哲多すずらん食品加工

レトルトで地元を活性化させる

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  • 専務取締役 名越 博波さん、代表取締役 井上 知彦さん
  • ご当地カレーの奔りになった「岡山 白桃ピオーネカレー」、笑顔の食卓シリーズ「和牛しぐれ煮」

地元産の食材を使ったレトルト食品から始まり、さらなる進化を続ける株式会社哲多すずらん食品加工

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大分県で始まった「一村逸品運動」が全国に広がり、地産品で加工
品を作ろうと昭和63年に創業。

地元で採れたトマトをジャムやケチャップに加工していたが、平成
7年に開発製造部門を立ち上げ、殺菌機器を導入して「レトルト食
品」の開発を始めた。

和牛ブームの後押しもあり、千屋牛を使った牛丼やカレーがヒット。
次に、ピオーネが皮ごと入った「白桃ピオーネカレー」を開発。果
実の甘みと独特の酸味に加え、県産マッシュルームもふんだんに使
った、岡山の特産品が詰まった商品が完成し、素材にこだわったご
当地カレーとして話題を呼んだ。

土産物としてだけでなく、日々の食卓に並べてもらえるよう、「笑
顔の食卓シリーズ」を考案。自家製フォン・ド・ヴォライユと県産
鶏肉の旨みをスパイスとハーブで引き出し、ココナッツミルクで仕
上げた「ごろごろチキンキーマカレー」、青大豆と野菜のうまみを
凝縮した和風テイストの「たっぷり青大豆のグリーンカレー」、千
屋牛の「和牛しぐれ煮」も好評で、県外にも販路を広げ売り上げを
伸ばしている。

素材にこだわった商品を毎年発表し、県内道の駅などで販売するこ
とで、地道な周知活動を積極的に続けていきたいと話す。近く完成
する新商品にも、期待が寄せられている。


【おかやま産業情報】2016年冬号 掲載
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株式会社哲多すずらん食品加工
http://www.t-suzuran.com/


住所:新見市哲多町花木161-1
TEL:0867-96-2862
FAX:0867-96-2865

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