昭和35年に魚市場の仲卸として創業した株式会社丸友山地商店。

　現在は、焼穴子、蒸しだこなどの食品加工を行い、西日本の小売店などを中心に商品を卸している。また業務用も取り扱っている。

　魚介類の収穫量は、時期や天候により左右されやすく、加工品を安定的に供給するためには、素材を確実に仕入れなければならない。
　各地から良質な素材を取り寄せられるネットワークを構築し、ていねいに下処理を行い、臭みやぬめりを取り除く。そして、こだわりの製法で、素材本来の味を引き立てる。

　焼穴子は、漬け込み用と仕上げに塗る２種類のオリジナルのたれを使用している。風味と旨みを閉じ込め、香ばしくふんわりと焼き上げた穴子は、求めやすい価格帯で、主力商品となっている。

　「調理に手間がかかる」「骨があって食べにくい」と、減少する魚介の消費を増やすため、手軽に食べられる冷凍食品のメニューもスーパーマーケットと共同で開発に着手した。


　「魚介の本当のおいしさを知ってほしい。そのために市場で求められる商品を開発し、消費を伸ばしたい」と、山地司朗代表取締役社長は語る。


【おかやま産業情報】2013年10・11月号　掲載


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株式会社丸友山地商店
http://www.marutomoyamaji.co.jp/


住所：岡山県岡山市北区七日市東町4-5
電話：086-222-3765 FAX：086-232-5746