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File.71  タカラ産業株式会社

健康や環境に配慮した住空間を創る

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  • ショールームや駐車場を使って、毎年1月に開催の「タカラ大カーニバル」には、5,000人以上が来場。地域貢献にも力を入れている
  • フードスタンプ「サブロー寒天培地」を使用し、自社が保有する「ファンガス研究所岡山分室」で培養・分析ができ、丁寧でスピーディーに対応

 昭和41年、ストーブや石油コンロなどの住宅設備機器の販売で創業。昭和49年設立以降は、流し台、お風呂、トイレなど、特に水回りのリフォームと学校や病院、福祉施設などの厨房設備の設計施工を手掛けている。

 水回りのリフォームでは、通常スクラップアンドビルドによるものが多く、工事は高額で長期間になり、お客様に負担が掛かる。そのため、価格を1/3程度に抑え、短期間で工事ができる工法「リバイブ」を平成18年に開発。天井や建具、タイルのひび割れや浴槽のざらつきなどを修復し、パネルやシートを貼り、複雑な形状のものには塗装を施す方法。塗装は、光沢を出すのが難しい技術を要するため、その技術伝承に必要な研修なども行っている。解体工事が不要なため騒音がなく、廃材も抑えられ「環境に優しい」とホテルからの引き合いも多い。現場の状況・状態を確認し、適した施工方法を決める。

 リフォーム顧客のカビに関するクレームをきっかけに、カビを根絶する液剤を共同開発。8,000種類以上あるカビが、「人体や建物にどういう影響を与えるか」研究を重ねてきた。液剤の研究を常に進化させ、現在、用途により3種類の液剤を使い分けている。食品添加物にも使用される成分を使用した環境に優しい液剤で、カビを根絶する「FRS工法」。平成27年に全国展開を始め、現在は37社が加盟している。

 カビは、フードスタンプ「サブロー寒天培地」を使って採取し、研究室で培養してカビの種類を分析。メンテナンスカルテを作り、結果をお客様に報告し、納得できる安心・安全な住空間の提案をしている。自社に研究室を置くことで、低コストで短期間に培養・解析ができるのも強みの一つ。

 「FRS工法」でカビを根絶し、「リバイブ」で再生。他社にはない施工で、カビが発生しない環境づくりを提案している。

 「今後は、疎水性のある物への防カビ剤を作ることが課題。併せて、高齢化による住宅リフォームも増えると予想される。社会福祉にも力を入れていきたい。『FRS工法』の加盟店を各都道府県に1社置き、技術の伝承と拡大を目指す」と語る。



【おかやま産業情報】2020年春号 掲載
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タカラ産業株式会社
住所/津山市国分寺118-4
TEL/0868-26-0155 FAX/0868-26-3637

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