おか自ネット開発技術分科会第3回セミナーを開催しました。

 令和3年1月28日(木)に、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授 中野 冠 氏を招聘し、「空飛ぶクルマ開発の現状と未来」と題しまして、ご講演をいただきました。小型無人航空機ドローンの大型化により、人が搭乗できる「空飛ぶクルマ(eVTOL、電動垂直離着陸機)」の開発が世界で進んでいる。ヘリコプターのような垂直離着陸機の技術開発の歴史を概観し、「空飛ぶクルマ」の新規性と特徴、その用途を説明し、実用化へに向けた最新の開発動向と取り組みや技術、制度面での課題を整理いただきました。

 岡山県を活用事例としたお話も多くしていただき、参加者からは「空飛ぶクルマについては、これまで現実味が感じられず、なかなか身近な事と捉えられなかったが、今後急速に実現化していくのであろうと考えたときに、今回のお話の中にあった、課題・テーマを解決するために自社でできることが無いか、何らかの準備をしておくことで科学技術の進化に適応していきたい。」「ご講和の予定時間をいっぱいまで使っていただき、普段では提供いただけない情報をご提供いただけたこと感謝いたします。特に、事業性のFSを可視化いただけたことは非常に参考になりました。」「分かりやすい講義で参考になりました。また岡山県をベースに具体的にビジネスケースを提案いただいたことが、誠に良かったです。」などの声があがりました。

参加者 17社/26名