「加工の見える化」講習会
|2021年11月24日(水)
「加工の見える化」講習会を開催します。
切削加工は加工点で行われている被削材と切削工具による加工現象ですが、加工点の状態を直接見ることは難しく、予てより加工中に発生する物理的信号を代替え特性としてセンシングし、加工現象との関連付けが行なわれてきました。岡山県工業技術センター様においても加工力の周波数分析による工具寿命予測の研究されており、本年度は昨年ご紹介頂いた旋削の工具寿命判定モデルを、さらにフライスに展開し深耕された内容でご紹介します。また外部講師としてデリシオーサ様(FARO様正規販売代理店)より今年度工業技術センター様が導入予定の非接触3次元測定器のご紹介と技術紹介、オムロン様より加工情報をセンシング、分析し結果を工作機械にフィードバックすることで大幅な生産性向上を実現した事例の紹介を予定しておりますので多数の企業様のご参加をお待ちしています。
◆ 日 時 令和3年11月24日(水) 13:30~17:00
◆ 会 場 テクノサポート岡山 (大会議室) 岡山市北区芳賀5301
◆ プログラム
1.13:30~14:30
「最新型アーム型3次元測定器による、製品加工の形状変化点の評価手法」
【講 師】デリシオーサ株式会社 代表取締役 鈴木 俊之氏(すずき としゆき)
【講演要旨】完成品の歩留まりロスを抑えるためには、製品加工途中での品質検証が必要不可欠です。
現場に持ち運べる3次元測定器にて、切削加工途中の形状変化を、定性的かつ定量的な
3Dカラーマップで評価する手法をご紹介いたします。
2.14:40~15:40
「IoT化による振動解析を用いた金属切削の加工時間短縮」
【講 師】オムロン株式会社 (営)ATC 竹下 勝治氏(たけした かつじ)
【講演要旨】加速度センサを使用してエンドミル加工時の振動から加工抵抗を数値化し、ベテラン作業員
の勘による調整を見える化した事例を紹介します。
さらにフィードバック制御を加えることで安定した切削加工を実現しています。
3.15:50~17:00
「切削加工における工具摩耗の見える化に関する研究と実演」
【講 師】岡山県工業技術センター 応用技術部 精密加工科
専門研究員 余田 裕之氏(よでん ひろゆき)
【講演要旨】これまでの旋盤での加工実験に加えて,NCフライス盤での工具摩耗変化を把握するため、
力や各種センサから得られた信号を統計・周波数解析し,寿命推定を行った結果について
ご紹介します。また,実演では実験で使用した加工現象解析システムや工具摩耗・
粗さ測定機器の実演を行います。
◆ 主 催 岡山県
◆ 委託先 (公財)岡山県産業振興財団
◆ 受講料 無 料
◆ 定 員 20名 程度
◆ 申込方法 申込書によりFAXでお申し込みいただくか、必要事項をご記入のうえ
メールでお申し込みください
。
◆ 申込先 (公財)岡山県産業振興財団ものづくり支援部 担当:清水、勝野
〒701-1221 岡山市北区芳賀5301 テクノサポート岡山
TEL 086-286-9651 FAX 086-286-9676 E-mail:sangaku@optic.or.jp
◆ 申込締切 令和3年11月22日(月)
- 開催日
- 2021/11/24
- 申し込み受付期間
- 2021/10/13 ~ 2021/11/22
- 申し込み方法
- 応募期間は終了しました
- 開催時刻
- 13:30
- 募集人数
- 20人
- イベントのアクセス数
- 9286