山技振だより2002.03(02.Jun.)
2002年6月1日 発信


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2002.03(Jun. 2002)
        
・施設見学会 岡山県立大学情報工学部(総社市窪木111) 6月27日(木) 1400〜1630  
                   
   今回は稲井寛 教授のご案内で、岡山県立大学情報工学部を訪問することにしました。大学は平成5年開学、情報工学部は開学以来着々と内容を充実し、平成11年には大学院博士課程も新設整備された。情報工学部には情報通信工学科と情報システム工学科があり、急発展している情報化社会にいよいよ重要性が増している部門です。最近、話しかけに対して身体で対応する技術をもとに大学院学生がベンチャー企業を設立して話題になっている所です。素人にも情報化社会の未来像を分かりやすく掴むために、百聞は一見にしかずですので是非ご参加ください。
 大学についての情報はhttp://www.oka-pu.ac.jp 1350までに情報工学部棟2階2204室集合。学部長ご挨拶、共同研究機構の説明、研究室訪問、質疑・応答など。大学は吉備線服部駅より徒歩5分ほど。駐車場は大。 参加費は3,000円。

・山技振サロン6月21日(金) 1800〜2000 倉敷駅西ビル8F 村川技術士事務所 
   担当は環境です。環境問題は議論は盛んですが、これは大進歩だとか、こんな企業化チャンスがあるとかはあまり聞きません。面白い話しを歓迎します。 参加費 1,000円。

・総会、講演会、懇親会 5/16
   総会 出席者30名、委任状47。村川会長の挨拶「山技振は敗戦の荒廃から技術振興を掲げて、成果を上げてきた。今、激変の時代に、初心に帰り、産学の関係を踏まえて、会の新発展に努力されたい」。各議案を審議、議決。役員は理事退任2名、交代9名、留任19名。監事2名留任。今年度のスケジュール表と昨年認可された新しい定款は総会議案の中に綴じ込んだので、活用してください。
 講演会 「”文化の世紀”とテクノロジー」 倉敷商工会議所会頭 大原謙一郎 出席者47名。
 企業もテクノロジーもロマンを持って育てる時代から、アンチロマンで鍛える時代になった。それだけでは社会はぎすぎすしすぎるので、文化やNPOの活動が注目される。金が欲しければ東京へ、日本を味わいたければ倉敷へとなり、日本人の誇りを持たせる場所としての倉敷を目指そう。(テクノロジーても同じですよ。独自性こそ地方の生きる道)。芸術文化、技術について幅広い将来展望を熱っぽく語られた。。
 懇親会 出席者39名。大原会頭も参加して、懇親、交流の会がなごやかに続いた。  

・山技振サロン 5/24 参加12名
   (有)興南技研の堤氏が面白い構造の撹拌、調合機を特許出願した。参加者から当会として販売に協力できるようにしたいとの意見が出た。先ず、簡単なモデルを作ること。このような提案を、特に大学から、大いに期待する。堤氏の話しで盛り上がったが、ついで倉敷芸科大の客員教授 河上文久氏の波乱で常に前向きの半生談に笑ったり、感心したりで久しぶりに楽しいサロンだった。

・合同委員会開催 5/9  参加13人
   企画活動委員会の山口 前委員長の代わりに、米山雅之(こめやま)クラレ 技術開発センター 技術主管 が決まった。
 総会に提案する議案の最終確認。財政再建は約250万円の増加を外部より、給料などの支出削減、会費増収をそれぞれ1/3ぐらいづつで実施したく、今年は具体案の作成。産学提携の具体案を考えてくれ。などの議論で、総会出席をお願いして閉会。  

・産学官コラボレーションシンポジウム 6/1 岡山大学 
   休日にもかかわらず、250人以上の参加者で各会場とも満員の盛況であった。感じたこと。
1.官・学に対して、産の参加が少なく、特に岡山は広島、山口に比して見劣りがする。
2.学には各種補助金が巨大で、これをうまく活用しない手はない。産の手前主義からの脱却を。  

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