山技振だより2002.07(02.Oct.)
2002年10月1日 発信


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2002.07(Oct. 2002)
                     
・工場見学会 平林金属(株) リサイクルファーム御津 御津郡御津町大字高津字常原 岡山県営御津工業団地1−3 10月30日(水) 1400〜1630                     
   HIRAKINリサイクルファーム御津は平成13年4月施行の「家電リサイクル法」に完全対応する新工場です。当会では今年8月の技術交流会で松下電器 環境本部の小寺氏から家電リサイクル法と松下電器の対応について話しを伺った。マテリアルリサイクルを基本にして、工場が操業されていることを聞いた。百聞は一見に如かずで、リサイクルの現場を見学し、材料にどのような工夫が必要かなどの問題点を勉強したい。リサイクルファーム御津の内容はホームページを見てください。現在見学者が殺到しているそうです。   http://www.hirakin.co.jp/under.html 場所はJR津山線金川駅の西約4km。 参加費は3,000円。

・品質工学フォーラム 10月26日(土) 1300〜1630 倉敷文化交流会館3F  
   前回積残した本年の学会発表内容紹介を三菱化学、クラレにお願いします。それと今年度当会のセミナーの企画を取りまとめたい。ぜひ多数参加してもらいたいので、成功する案を出してください。事例紹介、新人の人も大いに歓迎します。 参加費 1,000円。

・山技振サロン10月18日(金) 1800〜2000 倉敷駅西ビル8F 村川技術士事務所 
   担当は環境です。環境問題は複雑で、森林の効用でも考えるといろいろの問題点がでてきます。大いに議論を歓迎します。 参加費 1,000円。

・技術交流会 9/27 参加28人
   山陽化学の赤木穗秀社長が7年勤めたゴム会社を退職し、50万円ほどの退職金を元手に独立された当時(S.53年頃)からの話しをされた。最初奥さんと2人で販路を探してのご苦労に思わず声をつまらされた。倉敷を愛し、従業員第一(お客様第二)の姿勢で、競争相手がいるほど元気が出ると常に前向きに、新しいテーマに挑戦し続けられている。事業のもとは「やる気」である。これが現在全く不足していることを痛感した。赤木社長「山技振は大企業ばかりですね。小企業を集めなければ」。賛成です。

・山技振サロン 9/20 参加10人
   情報の関係で、e Networksの片山さんと関係の深い(株)グロップ(ベネッセの関連会社)でシステムと調査を担当しておられる前田章一さんに市場調査の本音を聞かせてもらった。市場調査については皆さん興味があり、それを有効にやることで議論が多くでた。依頼者がコミットしすぎると方向がゆがめられるし、何も云わないと目的がぼけていまう。経営判断に調査は必要であるが、目的は仮設を検証して未来につなげるためであり、「優れた決定は、90%の情報と10%のインスピレーション」。最近はどうも思いきった決定がなく、それが不景気の原因であるとの声が盛ん。

・熊井清祐 前山陽技術振興会専務理事死去
   熊井さんは去る8月30日急逝されました。73才。熊井さんは平成10年3月、糸井和男さんの後に専務理事事務局長となられ、当会の旧事務所から現在の事務所への移転を実施され、法人会員の獲得にも努力されました。暑さの中の労働がこたえたのか、体調を損なわれて9月入院、その後も体力が戻らず当会は休職されました。短い期間でしたが、その実績は多く、ここに改めて哀悼の意を深くします。  

・企画活動委員会 9/11  参加12人
   三菱自動車は山崎さんの転勤により、鳥越公仁(技術管理担当マネージャー)さんに変更。財政は倉敷市との交渉でクラスターなどの市関係の仕事も積極的にやることで、事務所借家料を相殺してもらうことにし、約62万円が節約できる見通し。しかし、会費値上げは厳しく、もう一つの収入増を計る必要あり。最近経営、生産の手法として各種の技術が議論されているが、これに関するセミナーなどはどうか。  

・岡山での産学連携関連の催し
   1.「循環型社会を考える」 岡山理大技術科学研究所主催 10月22日 1300より4時間岡山県生涯学習センターで。理大より3人、外部より1人の合計4人の講師により、各々の立場から循環型社会への展望の話しがある。詳細はTEL.086-256-9712まで。参加無料。
 2. 10月15日(火)1500より2時間 「おかやまSEEDS発信会」大学の若手研究者(講師、助手)7人による技術シーズ発表会。化学、生物機能、情報システム、機械など。ホテルグランビィア岡山3Fで。詳しくはこちらhttp://www.pref.okayama.jp/syoko/kogyo/gijutu/021015_seeds.htm 
 3.9/10の岡山県立大学の”OPUフォーラム2002”、9/20の中国地域研究開発交流会(岡山大学)は何れもそれなりに盛況。しかし、参加者に企業が少なく、年寄りが多いのが気がかり。  

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