^ 山技振だより2002.10(03.Jan.)
2003年1月1日 発信


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2002.10(Jan. 2003)
                     
 明けましておめでとうございます
 旧年中ははいろいろお世話になり、ありがとうございました。
  2003年が皆様にいい年でありますように祈念するとともに、親しまれ、頼りになる山技振を目指して努力しますので、皆様の一層のご協力をお願いします。  
・技術交流会 1月27日(月)1800〜2030 クラレ労働組合本部会館
 「マイクロマシンを目指す超微細加工技術」
  山田嘉昭氏 岡山県産業振興財団 科学技術コーディネーター(元化繊ノズル製作所)
                                 
   将来を期待される技術の一つとして、ナノテクノロジーが挙げられます。しかし、ナノの世界は顕微鏡でも見えない世界で、現実問題としては、現在の微細加工を一歩進めた超微細の世界が最も面白い分野だと思います。現在岡山県下で、文部科学省の都市エリヤ産学官連携促進事業として、この技術開発が精力的に進めており、山田氏がこの事業をまとめておられます。マイクロマシンの現状と将来展望が聞けますので、奮ってご参加下さい。講演後は恒例の講師を囲んだ交流会をお楽しみ下さい。 参加費は3,000円。

・山技振サロン1月17日(金) 1800〜2000 倉敷駅西ビル8F 村川技術士事務所 
   担当は情報ですが、機能水について面白い話しがありますので、それを聞こうと思います。水に細工をして空気や水の脱臭、除菌、浄化、何でもできるそうです。これを口切りとして、大いに議論を歓迎します。 参加費 1,000円。

・品質工学セミナー 2月7日(金),2月8日(土)/3月1日(土) 倉敷商工会議所 0900〜1700                  
   開発をやって、新技術や品質向上を目指したいが、時間も金もない。この難問をスマートに解決してくれる技術が、品質工学(田口メソッド)です。近頃もてはやされているトヨタ方式による生産性改善は既存の工程についてで、これだけでは将来展望は開けません。企業は両者を取得して、始めて鬼に金棒です。このセミナーも今回で7回目で、これまでの経験を取り入れて講師と実習に工夫をこらし、今までの2日間を、しばらくおいての1日を加えて3日にし、受講者に考える余裕と練習する時間を持つようにし、方法を確実に身に付けてもらうようにしました。 参加費 30,000円。

・「生産性の革新的改善」セミナー 12/17 参加55人(60人登録、5人欠)
   ペガサスキャンドル(多品種少量生産)とクラレ(少品種多量生産)の何れでもPEC方式は適用でき、目を見張る成果が上がった。講演2時間、質疑応答2.5時間は時間一杯まで熱心な議論が続けられた。世界と競争するためには、まだ改善の余地が大きいことを実感できた。後はリーダーのやる気で、実行できるかどうかだ。 

・山技振サロン 忘年会 12/16 参加31人
   満席の31人。産学官から技術系以外の人まで集まり、大いに交流の実が上がったと思う。次はこれらの中から新しい事業の芽が出てくることを期待する。

・理事会、企画活動委員会の合同開催 1月15日(水) 1600〜1830
   議題は中国経済産業局の監査(12/4)、来期計画、その他などについてご意見をうかがいたい。会は約1時間、後簡単な懇親の場を設けますので、お含みください。  

・岡山理科大「OUSフォーラム2002」 12/18 岡山ロイヤルホテル
   昨年に続いて2回目だったが、昨年よりやや低調。内容は同じようだったが、理大側の出席者に責任者が少なかったように見えた。交流の場も設けてあるなら、責任者は率先して出席すべきで、学生に発表の練習をさせるのでは困る。  

・村川工業ライブラリー(MKR)にホームページが開設されました。
   http://www9.ocn.ne.jp/~mkr/をご覧ください。全ての情報が入っています。内外雑誌が約500種で、中に専門分野別のリストもあり便利。山技振会員の入館料は半額150円ですので、お申出下さい。  

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