^ 山技振だより2002.11(03.Feb.)
2003年2月1日 発信


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2002.10(Jan. 2003)
                
・品質工学セミナー 2月7日(金),2月8日(土)/3月1日(土) 倉敷商工会議所 0900〜1700                  
   新技術を開発して会社を活性化したいが、時間も金もない。この難問をスマートに解決してくれる方法が、品質工学(田口メソッド)です。近頃もてはやされているトヨタ方式による生産性改善は既存の工程についてのもので、これだけでは将来展望は開けません。企業は両方法を使いこなして始めて鬼に金棒です。このセミナーも今回で7回目で、これまでの経験を取り入れて講師と実習に工夫をこらし、今までの2日間を、しばらくおいての1日を加えて3日にし、受講者に考える余裕と練習する時間を持つようにし、方法を確実に身に付けてもらうようにしました。 参加費 30,000円。

・施設見学会 岡山県工業技術センター 2月26日(水)1400〜1700 
                                
   産学官が連携して地域産業の発展を期待する声が大きい時、その一翼を担うのが工技センターです。 どのような部門があり、どのような開発が行われ、成果はどうかなどをじっくり見学したいと計画しました。材料技術、製品開発、システム技術、プロゼクト室に大別されます。概略説明、各部の案内、施設見学、質疑応答、最後に有志には各部との懇談時間を設けます。技術開発に困ったとき、誰に聞き、どんなことができるのかを知っておくことがまず一番です。岡山駅バス停12番から、少し早めですが1246発。参加費は3,000円。

・山技振サロン2月21日(金) 1800〜2000 倉敷駅西ビル8F 村川技術士事務所 
   担当は情報です。面白い話しがあれば何でも大歓迎。大いに議論を楽しみましょう。 参加費 1,000円。

・技術交流会 1/27 参加13人
   山田嘉昭さん(岡山県産業振興財団)の超微細加工によるマイクロマシンの話し。今までのマクロ加工技術を1/100にすると、ニッチなビジネスチャンスが開ける。化学反応、燃料電池、医療機器など。部品を作るのも大変だが、組み立てはより難しい。小さくなれば、液体の流れ一つを見ても表面の影響が大になり、太い管とは違った現象がみられ、異分野の科学が必要。肉眼で見えるギリギリの孔から微細ポンプが正確に水を流し出す実験に、人数は少なかったが参加者は微細技術が納得できた。 

・山技振サロン  1/17 参加30人
   活性水の話しで30人参加で部屋は満員。アルファテクノの尾川社長、GESの中村顧問が実験。水を電気分解し、次亜塩素酸などの活性酸素種をつくり、臭気、有害物質などを分解する。特徴は安価な電極を開発したこと。最近話題の無洗剤洗濯機も同じ方法。水道水から容易に殺菌水がえられるなどが特色。染料も容易に脱色。しかし、排水時に無害化する方法は未達なので、活性汚泥による浄化槽はどうなるのかな。使い方に工夫をすれば、特徴ある技術であり、工技センターや岡大地域共同研究センターでも各種評価が進行中。実験があり、手品のような脱色ありで、面白いサロンになった。

・理事会、企画活動委員会の合同開催 1/15  出席理事17名、企画活動委員13名。
   村川会長が挨拶で、会長辞任の意志表示。議題は中国経済産業局の監査(12/4)による改善要望については理事会で再確認して議決。今年度の経過報告と会計。来期計画として、総会は5月13日(火)、講師は(株)林原生物化学研究所 研究担当常務取締役 藤崎研究所長 栗本雅司氏。会長辞意の件は3月の理事会で纏めることにした。会は約1時間、後簡単な懇親の場を設けた。  

・「山陽技術雑誌」へ広告のお願い
   「山陽技術雑誌」の原稿は報文5、エッセイ4が集まりました。これから審査します。例年のように、これから皆様に広告依頼をいたしますので、昨年同様よろしくお願いします。  

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