^ 山技振だより2002.12(03.Mar.)
2003年3月1日 発信


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2002.12(Mar. 2003)
                    
・技術交流会 3月18日(火)1800〜2030 クラレ労働組合本部会館
「バイオ・ナノ材料『環状四糖』」
  内田幸夫氏 (株)林原科学研究所 開発センター                    
   林原グループは特徴ある糖質製品を優れた技術で品揃えしている。低カロリー甘味料マルチトール、食品加工で保湿性、品質向上に使われるトレハロースなど。この度大量製造に成功した「環状四糖」は世界最小の糖質であり、直径1ナノメートルの中央に凹みをもつ皿状の構造をしている。 前回は超微細加工の話しだったが、あの細い孔の1万分の1の大きさで、お酒の分子1つを載せる皿と考えられる。さてこんな小さいものは、どのように創られ、どんな性質を持ち、どんな用途が期待されるのか。最近先端技術としてやかましいバイオとナノ技術の性質を大掴みにできる好例です。参加費 3,000円。

・山技振サロン3月28日(金) 1800〜2000 倉敷駅西ビル8F 村川技術士事務所 
   岡山大学の高島征助 教授が3月末で定年退職されます。最後の講演をお願いしました。企業から大学に移り13年、思いはたくさんあると考え、これまでの人生を大いに語ってもらいます。 参加費 1,000円。

・品質工学セミナー 2/7,8 参加25人、3/1  参加24人
   今年は25人参加して熱心な学習が行われた。藤井講師新作の品質工学概説ではじまり、実習(8班に分かれて)を含めて丸2日間。最後の結果発表も熱が入り、時間をオーバー。アンケートでは時間がやはりもう少し長くの意見あり。今後支援を得ながら実行したい人多く、意欲が感じられた。 3/1は出席24人に、講師など6人参加。最初に、アンケート、実習を振り返ってもう一度品質工学実行の勘どころの説明、講師から品質工学手法を始めて導入したときの実例、今までやった経験からのアドバイスなど。午後は参加者からの質疑応答などが熱心におこなわれた。少し間をおいての講習は効果があったと感じた。 

・施設見学会 2/26 参加20人
   岡山県工業技術センター見学。平松隆志さんのアレンジで、説明、見学、質疑がおこなわれた。建設8年、よく整備されており、各分野で注目テーマにまんべんなく取り組まれている現状がよく理解できた。「ここに来れば、答えがあります」。素晴しい装置が揃っているので、問題を持って積極的に活用しましょう。

・山技振サロン 2/21 参加12人
   河上文久さん(倉敷芸科大 客員教授)の話。鉄道、音楽マニヤにまつわる話しは河上さんの人柄をしのばせた。彼の常に前向き、ほがらか、耐ストレスの原因は何か。常に好奇心を持つことと、部屋に閉じ篭り、大音響でクラシック(演歌はだめ)を鳴らしながら指揮をすることであると。

・合同委員会開催 3月17日(月) 1800〜1930 倉敷駅西ビル8F 村川技術士事務所 
   今期の決算概要、来期事業計画と予算。会長について。雑誌の原稿審査。  

・理事会開催 3月27日(木) 1600〜1830 倉敷駅西ビル8F 村川技術士事務所 
   今期の決算概要、来期事業計画と予算。会長選出。  

・「山陽技術雑誌」へ広告のお願い
   「山陽技術雑誌」の原稿は報文5、エッセイ4が集まり、これから審査します。例年のように、皆様に広告依頼中ですので、昨年同様よろしくお願いします。  

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