2005年1月1日 発信


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2004.10(Jan. 2005)
新年あけましておめでとうございます。
 昨年はいろいろお世話になりました。本年も相変わらずのご協力をよろしくお願いします。

・技術交流会 1月26日(水) 1800〜2030 クラレ労働組合本部会館
 「超音波で探る」
  山本茂之 所長 岡山県工業技術センター 

 山本所長は久し振りに、前向きな元気のある岡山県工業技術センター所長です。山本所長の産業技術総合研究所での研究テーマは「超音波による組織の応答変化を利用して組織を特徴づける」ことです。、この新手法によりセラミックや複合材料に含まれる微気孔、分散粒子の体積率や平均寸法などが測定、評価されます。この応用例やセンターの話などもうかがいます。後は恒例の交流会でお楽しみください。参加費 3,000円。

・タグチメソッド(品質工学)入門セミナー 2月4日(金) ,5日(土),26(土) 0900〜1700 倉敷商工会議所
 山技振恒例のタグチメソッド(品質工学)入門セミナーです。タグチメソッド(品質工学)は効率のよい研究開発の方法論です。これを身につけて、自信をもって仕事をやりましょう。参加費は30,000円です。詳しくは下記をご覧ください。http://www.optic.or.jp/sangisin/hinsitsu/seminar/04seminar.htm

・環境技術セミナー 12/8 参加 19人
 各講師はバイオマス、自然エネルギーなど専門分野でお話しされ、問題点を的確に指摘された。特に化学物質アドバイザーの渡辺さんは立派なテキストを配布され、各講師からも内容のCDを受け取っているので、希望者には配布します。参加者が少なかったのは残念。

・品質工学フォーラム 12/11 参加 10人
 シンワコーポレーションの平松さんら3人のスポット溶接について文献、歴史、現状などの説明あり。議論は白熱、もう少し原因究明のテストの結果を見て、できれば2/28に再検討しよう。セミナーの準備、スケジュール、など議論したが、要は参加者の獲得であり、一層の努力をお願いした。
 来年度の予定。フォーラムは6/18,9/17,12/3。セミナーは2/3,4,25。

・山技振サロン 忘年会 12/15 参加 27人
 例年のように蔵Puraで。ここで開き始めて3年、きっかけを作った光英電子の小野英治社長は去る12月4日に亡くなられた。当日は在りし日の写真をかざり、お膳にお酒を並べ、ご冥福を祈ってから開会した。産学官の参加で、仕事の話から政治の話まで一年を振り返って、賑やかに楽しい時を過ごし、恒例の高島先生の音頭で今年をしめくくった。

・理事会 開催 1月15日(金)1800〜1930 山技振事務所
 今年前半の事業、会計報告。今後の事業計画と協力依頼。

・企画活動委員会 開催 1月24日(月) 1800〜1930 山技振事務所
 今年度も終わりに近ずき、今後の事業展開、来期の計画希望などを議論して、より魅力ある来年度に努力したい。

・岡山リサーチパーク研究・展示発表会 1月21日(金) 0900〜1830 テクノサポート岡山
   岡山リサーチパークオープン10周年記念。県下の各大学、工業技術センター、企業などの業績展示発表が多数あり。特別講演は日本のインダストリアルデザインの第一人者 栄久庵憲治「人の心と物の世界」。無料。申し込み、問い合わせは(財)岡山県産業振興財団 技術支援部 086-286-9651  

・「中国産学官連携先進地域視察団」に参加して中国の上海、大連視察
 12/19〜23まで岡山・産学官連携推進会議の視察団に自費参加。中国の経済発展と産学官連携の急進展振りを視察した。ただ中国の現状は目標のはっきりした「追い付け」の段階にあり、自分で新規事業を創設する段階でない。官の強力な方策のもとに学と産がこれを実施しているが、産の実態が見えないで、やたらにGE,IBMや松下、日立などの外資の話ばかり。日本の高度成長期と比較して、外資受け入れと学の全面参加が違うので、将来どのような自立プログラムがあるのか興味あり。日本での産学官連携は岡山独自のものを企画、実施する必要あり。  

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