2005年6月1日 発信


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2005.3(Jun. 2005)
・工場見学会 6月17日(金) 1400〜1630 品川白煉瓦(株)岡山工場 備前市東片上88 

・品川白煉瓦(株)の尾本智昭氏は先月の総会の時、第1回MKR技術奨励賞を受賞された。品川白煉瓦(株)は1875年創業以来、鉄鋼、窯業、化学などの基幹産業に耐火物を供給してきた。そして各産業のニーズ変化に対応し、常にそれに答える研究開発を行い、さらに工業窯炉の設計施工、ファインセラミックスの販売なども行っている。この度の受賞はこれら優れた成果の一つである。今春にこの工場を訪問した大学の先生方の意見は「工場が一つの文化のように思え、これからの工場の在り方を見た気がした」であった。品川白煉瓦(株)の 伝統と開発の取り組み方を勉強したいと思います。岡山工場の電話は0869-64-3311で、JR赤穂線・西片上駅から徒歩10分位です。詳しくはhttp://www.shinagawa.co.jpをご覧ください。
  参加費 3,000円。会員外は+1,000円。

・TRIZ・USITセミナー 6月24日(金) 1000〜1630 倉敷商工会議所 

 昨年豊富な発想力を生む方法としてTRIZの入門セミナーを実施した。面白い方法であることは分かったが、実施のソフトが高価で直ぐには手がでない。そこでこの度はより簡便、明解に問題解決ができる革新的手法としてこのTRIZ・USITセミナーを企画しました。専門の講師を招き、基礎から実施例までをうかがい、受講者の問題に対応し、それでも聞き足りない人は懇親会で大いに勉強してください。詳しくはhttp://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZをご覧ください。  参加費 1万円。懇親会費3,000円

・品質工学フォーラム 6月18日(土) 1300〜1630 山陽技術振興会事務所 
 今年度の始めてのフォーラムです。今年の計画、具体的な問題、TRIZに対する意見など、何でも議論してみたいと思います。 参加費 1,000円。

・第60回通常総会、第一回MKR技術奨励賞授与、講演会、懇親会 5/10
・通常総会 出席38人、委任状40人、計78人。16年度は問題解決手法TRIZの入門セミナー開始、タグチメソッド入門、工場見学会も好評。決算も略予算通りで健全財政にいま一歩。17年度は前年を踏まえ、より積極的に事業を行い、収入増を計り、収支を合わせた予算にした。。水島コンビナートの人材育成に協力するため池上正氏(旭化成・常勤顧問)を理事・副会長に選任、他に役員5人の交代を決めた。

・第一回MKR技術奨励賞授与式。尾本智昭(品川白煉瓦)、半井達明(アドテック)、日野実・村上浩二・平松実(岡山県工業技術センター)の3件5人に、村川二郎村川工業ライブラリー理事長より賞状と賞金が贈られた。

・講演会 参加51人。日本政策投資銀行・岡山事務所の傍士銑太所長による「ドイツの環境都市と意識改革」。人生の目的が豊かさなら、経済は目的でなく手段である。この考えをいま一度考えてみると、発想の転換が出来るのではないか。資源は先ず再利用、次がリサイクル。今年の岡山国体でバイオプラスティック製の捨てるのが容易な容器が使われるというが、この考えはもう古い。傍士所長の講演要旨は山陽技術雑誌の最新号Vol.52,Apr.2005に掲載されている。

・懇親会 参加45人。講師、受賞者を囲み、話題は尽きなくて懇親、交流の場は盛り上がった。
・総会が終わったので、変更を4/13倉敷地方法務局に届けて認可され、4/17中国経済産業局に報告した。

・山技振サロン 5/20 参加 6人
 イー・ネットの片山さんがソフトの革新の歴史( Unix,ビル・ゲイツ、Linux)を面白く語られた。

・都市エリア産学官連携促進事業(文部科学省)の推進委員会発足 5/23 テクノサポート岡山で 
 岡山県では3年前から超精密生産技術を育てようとして、都市エリア産学官連携促進事業(一般型)を年間1億円でやってきた。この度成果が認められて、(発展型)となり、年間2億円を使ってミクロものづくりを目指すことになった。財団法人岡山県産業振興財団が纏め、産・学・官の力を合わせて実施する。具体的なものの一つはアクティブマイクロリアクターの開発である。健闘を切に期待する。

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