2006年6月1日 発信


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2006.03(Jun. 2006)
・技術交流会 6月27日(火)1800〜2030 クラレ労働組合本部会館
 「エコサンドの開発とアマモ場造成実験の試みについて」
  埜口英昭 所長 岡山県工業技術センター 

瀬戸内海沿岸域では魚類の産卵場として重要なアマモ場の減少が続き、その再生が望まれている。埜口所長らは、製鉄所の高炉から排出されるスラグを粉砕し、細粒の「エコサンド」として再資源化した。これを沿岸域のアマモ場造成に利用する試みを、平成15〜16年度の地域コンソーシアム事業として実施し、成果を挙げられた。アマモが再生したことは海域浄化の目印で、簡単な方法で達成できれば大いに期待できる技術である。
参加費 3,000円。非会員+1,000円

・山技振サロン 6月23日(金) 1800〜2000 山陽技術振興会事務所 

 16日は吉備の国クラスターの総会の日ですので一週間ずらします。面白い話題をお願いします。

・品質工学フォーラム 7月8日(土) 1300〜1630 山陽技術振興会事務所 

 予定は6/17でしたが7月に変更します。1.全国大会での注目発表 2.セミナーの反省 3.面白い話題提供(三菱化学の藤井さん)などです。

・山技振サロン 5/26 参加7人。

 これからの当会の事業、工場見学や山陽技術賞について意見交換し、候補の中から具体化する。環境問題で、先の吉備の国クラスターであった「FFC技術」で海域浄化に成果ありの話に議論集中。来月の埜口所長の話と鉄がどちらにも関係していることは面白く、所長の話に期待したい。

・第61回通常総会、第二回MKR技術奨励賞授与、講演会、懇親会 5/16

・通常総会 出席36人、委任状50人、計86人。17年度は7月から産学連携製造中核人材育成事業が開始された。決算も略予算通りだが、24万円(2.6%)の赤字。18年度は前年を踏まえ、より積極的に事業を行い、収入増を計り、収支を合わせた予算にした。人材育成事業は実証講義に入る。役員は改選期だが、再任を原則とし、転勤などで交代した役員8人の新任を了承した。

・第二回MKR技術奨励賞授与式。栄 秦道(ナカシマエンジニヤリング(株))、渡辺富夫(岡山県立大学)・小川浩基(インタロボット(株))、安井 宏((株)メイト)の3件4人に、村川二郎村川工業ライブラリー理事長より賞状と賞金が贈られた。

・講演会 参加53人。ナカシマプロペラ(株)の中島義雄 常務取締役による「産学連携で新たなビジネスへ」。プロペラから人工関節、ロボツト手術への発想と具体的取り組みについて説明された。粘り強く、一歩づつ成果をあげておられる実態がわかり、その取り組み方と努力に感銘した。

・懇親会 参加41人。受賞者を囲み、話題は尽きなくて懇親、交流の場は盛り上がった。
・総会が終わったので、変更を5/26倉敷地方法務局に届け、29に経済産業省(広島)に報告した。

・「山陽技術賞」候補募集  

 「山陽技術賞」は会員の中から過去5年間に顕著な業績を挙げられた人を表彰するものです。役員の方などに候補者推薦を依頼しますので、ご推薦ください。この度は60周年記念事業の時に記念品と賞状を贈り表彰します。

・文部科学大臣表彰創意工夫功労者賞 及び 岡山県工業技術開発功労者表彰 候補者募集  

 例年のように前記2つの表彰の候補者募集の時期がきました。何れも県への提出期限が8月末ですので、当会へは8月20日頃とします。例年多くの人が受賞し、喜んでもらっていますので、推薦よろしくお願いします。詳細は文部科学省ホームページ「募集・公募」、県は岡山県産業振興課のホームページを見るか、当会にお聞きください。

sangisin@po.harenet.ne.jp